「N高」に是正勧告 元教員「休日にSlack通知音の幻聴きこえた」会見で激務語る

弁護士ドットコムニュース|話題の出来事を弁護士が法的観点からわかりやすく解説するニュースコンテンツ
402Picks
Pick に失敗しました

選択しているユーザー
急速な成長の反面として、問題に対処できていない状況だったのだと思いますので、適切に是正していくべきことではあります。
本件、学校だから起きたというより、スタートアップ的な急成長の弊害が主要因なのではと私は思っています。規定や労務管理などが組織の成長スピードに追いついてなかったということです。

なお、本件とは別に学校の働き方改革も重要な局面です。
残業や過重労働、ほぼ無賃での部活労働など、学校特有の労務問題は山積みです。そちらも今年度、様々な変革が起こることになると思います。教師のバトン問題の炎上など、文科省ももう無視できない段階です。
人気 Picker
ほかに適切な指標も発明されてないし、致し方ないのはわかるんだけど、労働時間で過労かどうかを推し量る風潮が何とかなればいいな、と思っている…
そうじゃないとヘンなコメントが湧いて出ます。

経験則だけど、チンタラやる残業90時間、あるいはいきいき集中しながらやる残業90時間と、精神的に押し潰されそうになりながら、いつ終わるかわからない仕事をこなす残業90時間は全然違う。
個人個人で耐性も違うだろうし。

Slackの幻聴が聞こえるあたり、実労働時間以上に「いつでも仕事が降ってくる」恐怖があったのではないか。

N高に特に恨みは無いけど、実態に即した改善策が取られることを望みます。
通信制高校は、スクーリングとレポートと試験で単位認定し、N高の場合にはスクーリングの代わりに動画があるのだと思います。

私の学校では、通信制の科目を生徒が履修することも多いので、レポートの指導をしたこともありますが、レポートを進める上では「質問ができる」というのは非常に重要で、即座にフィードバックが得られるかどうかで継続して取り組めるかどうかが決まります。

slackでの質問というのは生徒のユーザー体験を向上する上ではとても重要なもので、即座に質問が返ってくる安心感があると、課題に手を付ける意欲が湧く側面はあると思います。

ただ、休日も対応をしていたとのことなので、N高は、担当生徒を時間的な縛りなしに対応する仕組みなのだと思います。

150人担当がいたとしても、質問回数は生徒によると思いますし、教員側との相性によってもメッセージ量は変わるのだと思います。

急拡大しているので、システムが追いついていない側面はあるのだと思いますが、教員によって、業務量には偏りがあるように思います。
基本的に、業務を平均化する仕組みが必要で、

・時間外の受付担当を置く
・複数担任制にして、手の空いた教員が質問に答える形にする。
・質問数によって、定期的に担当生徒の入れ替えを行う(1年間という縛りに拘らず)
・レポートそのものを、即時フィードバックのある回答フォームで作っていく
などが考えられるように思います。

レポート関係だけでなく、進路相談や生活相談などの内容の相談もあると思いますが、それは面談期間を設定して対応なのだと思います。

【追記】
通知音はあくまで「幻聴」なんですね。
休日対応はしてないのかもしれません。
N高は日本の教育を大きく変える可能性もある仕組みなので、いい形になって貰いたいと思います。
150人の生徒の担当というのは、IT化進めていても生徒個人個人を把握しづらいかと思う。80人でも多いかな。

私が関わる大学の講義では、履修者は300人程度だが、学生15人程度に1人、担当の教務補佐員をつけてレポートのコメントなど入れてもらっている。週一コマの講義で教育の質を担保し、学生個人を把握するのには20人が限界(コンタクトポイント多ければもっと多くても学生個人を把握できるかもしれないが)。

また、ボランティアで関わるラグビースクールでは、一学年で50人超えてくると生徒個人の把握(顔と名前が一致すること)が難しくなってくる。

双方ともリアルな場を持つものであるが、教育現場として、生徒の成長の場として存在するならば、人数についての配慮は必要かと思う。そうでなければコールセンターのような学生の情報管理の仕組み、システムが必須。

また、オンラインの通信制とは言っても、放送大学のようなありかたなのか、通常の学校をアップデートしたものであるのかで違いがあるはず。いまは前者のような印象を持ってしまうのだが、どうなんでしょう?

業務で言えば、例えば、Zoomを担当学生ごとに行う場合、面談と記録に1時間掛けてしまうと150人担当だと月の業務時間それでおわっちゃうのよね。数は暴力。そこに授業だと管理業務たとか入ると結構大変かと。
新しい教育プラットフォームに挑戦しているN高。リアルでの常識は、ここでは通用しない事も多いのは当たり前。鍵は、ITによる自動化やAIの活用という業務の効率化とN高ならではの教育の学生の評価を含めた考え方かと思います。新しい教育の可能性を担う学校の新しいモデルとして個人的には期待をしています。

激務で大変な思いをされた元教員の方には、まずは健康な状態に一日でも早く快復される事をお祈りします。できる事なら、双方が前向な議論をし子供たちにとって、よりよい学生だけではなく教員サイドの教育環境を作るキッカケになればと願っています。
まさかのご本人登場でN高側の見解は大きく違うことがわかりました。下記コメントは想像で書いてしまっているので、事実関係が不明確な状態では適切では無かったですね。週明けに発表されるという内容をみたいと思います。

【元コメント】
やりがいのある職場はある意味宗教的だったり、魅力が溢れるが故に働きすぎたりするもの。せっかく良いものを作っているので是非改善して良い労働環境に改善いただきたい。結果的にどこかに無理がある組織は長続きしない。
インターネットを活用すると、生徒側は何時でも何処にいても学びの場にアクセスできる利点がありますが、アクセスされる側には学びの場を提供することの際限がないというデメリットがあります。そう考えると、教員が疲弊するのは当然です。
N高は日本の高校教育を変える可能性のある学校だと思うので、教員がエネルギッシュに働ける環境づくり、ルールづくりをしっかり行って挑戦を続けてほしいです。
150人も1人で見るなんて、なかなかハードな事。一人一人の良いところに気づいてきめ細かく指導するなんて超人みたいだ。注目な高校だからこそ、しっかりしてもらいたいてなすね。
Slackの通知音って結構ストレスになると思うので切るのおすすめです。
あと、背景と通知タブの色の変更などのカスタマイズをするのも。
Nobuo Kawakami氏のコメントを含め、中立的な判断をしたいものです。