議決権行使助言のグラスルイス、東芝の取締役候補5人に反対を推奨
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私の基準は、
①「社内取締役」全員
②「社外取締役」のうち、独立性が疑わしい(東証基準は甘い)者と兼務会社数が４社以上の者
の選任に反対する。
①は、社内取締役では、社内の業務ヒエラルキー上の関係から抜け出せず公平な判断ができないからだ。
②は、取締役会への形式的出席だけではなく、日頃の監視監督を社外取締役の職務と考えるから、経験上、3社を上回る兼務では充分な職務が果たせないと思うからだ。
注目のコメント
全員賛成のナアナアでなく、緊張感もあっていいのでは。なお、永山氏は、車谷氏を批判し、退任を迫ったという話なので、ちょっと筋が違うと思う。
永山氏とワイズマン氏への反対については気になる。
下記の社外取締役4名による会社提案の取締役選任への意義で、太田氏・小林氏・山内氏については調査報告書から取締役としての疑義が出てきそう。永山氏については、取締役会議長としての責任？ワイズマン氏は、指名委員会として責任を果たしたかという点かもしれないが、一方で今回情報が出てきて、反対をしているということで、出てきた情報に対してFiduciaryは果たしている印象。
https://newspicks.com/news/5928218ガバナンス最先端と言われた東芝が、世界標準のガバナンスを導入することを推し進めた経済産業省と組んで、裏で株主総会の公正性を崩していたという調査結果が出ているなかで、何が正しいのか、今回の株主総会は興味深いケーススタディになるのは間違いありません。
