森ビル、街ごと10万人接種 入居企業や住人も対象
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六本木ヒルズは、自家発電の電力供給などもあり、災害時などにも建物に残った方が安全と言われていますから、コロナ対策もバッチリとなれば、より此処に篭りたくなる⁉︎
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接種スピードを上げるために合理的な方法を、かねて政府が提案し、賛同者を募集していました。接種会場、医療従事者の確保は実施を希望する団体が行う必要がありますが、「森ビル」がイニシアティブを発揮して職域接種を実施する試みです。実施により入居者に「早期のワクチン接種」という実益があるため、入居の付加価値を上げることができます。
「森ビル」だけではなく、「同一の接種会場で2回接種を完了」でき、「最低2000回(1000人×2回接種)程度の接種を行う規模で実施する」ことなど、条件が整えば他のグループでも実施可能です。政府では職域接種の実施者募集について、6月8日から申請受付を開始しています。
職域接種に関するお知らせ(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_shokuiki.html?fbclid=IwAR0fA5B3uAJSoxPB_1j4mD3OCeYhZIXyj9BvvkY47LMH_cUjT1IUYVH5XU8
要約
1.使用するワクチン:モデルナ社製ワクチンを使用。
2.開始時期:令和3年6月21日より開始。高齢者接種が早期に完了する見込みのある自治体においては、自治体の判断で前倒しも可能。
3.接種会場、医療従事者の確保:自治体による接種に影響を与えないよう、会場や医療従事者等は企業や大学等が自ら確保する。副反応報告などの必要な対応も実施者が行うこと。
4.実施形態:企業単独実施 、中小企業が商工会議所等を通じて共同実施、下請け企業、取引先を対象に含めて実施、大学等が学生も対象に含める 等も可能。
5.接種順位:職域接種対象者の中で優先順位を踏まえて実施。高齢者、基礎疾患を有する者を優先的に接種。
6.接種費用:職域接種も予防接種法に基づき行われるものであり、接種にかかる費用は同法に基づき支給される。
7.接種券:接種券が届く前でも接種可能。接種券が発送された後は、企業や大学において本人から回収して予診票に添付、請求等を行う。森ビルはいち早く動きましたね。「テナントや住人にやさしい企業」だと、広く印象付けることになったと思います。オフィスの移転を考えている企業や、都心で住まいを探す個人にとって、重要な評価材料になりそうです。
森ビルが運営したり所有したりしている大型施設は、人流の拠点でもあります。
感染拡大が人流を原因というならば、その拠点を使う人達をまとめて集団免疫化出来れば、社会的にも効率が良いと思います。
このロジックを応用するならば、私鉄の主要駅で集団接種をして欲しいなと思っています。
埼玉県民で都内に通勤する人ならば、池袋が便利だと主張したい…