英クラフトビール大手に「恐怖の文化」、元従業員が告発
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＞書簡はブリュードッグの共同創設者のワット氏を名指しし、職員にストレスを与える雰囲気を作り出していると非難。会社のこれまでの成功は従業員を犠牲にして実現したものだと強調した。
経営者が作り出す雰囲気は、内部統制の世界では『統制環境』と言います。
これは経営者が意図せずとも作られるものであり、必ずしも良い方向のものとも限らない。
要は経営者の誠実性や倫理観が如実に社内の雰囲気に左右されるので、経営者自身が仮にハラスメントをしていなくても、それを許容しているような雰囲気があるだけでもダメだし、経営者自らがハラスメントをしていれば、それはもう中間管理職はそれを真似るので最悪な環境になる。
注目のコメント
これは非常に残念なニュース。。。
ジェームズ・ワットCEOも認めて謝罪しているということなので事実なんでしょう。
ビールは美味しいし、個性をメチャメチャ出している企業文化も大好きで、同じクラフトビールメーカーとして似た部分も多いと感じていました。大きな違いは彼らは「パンク」、私達は「知的な変わり者」という感じでしょうか。
これを機に組織文化をより良くし、クラフトビール業界の暴れん坊として今後も美味いビールをつくり続けてほしいです。このコメント、「確認中」で済ませる企業も多い中、危機対応としてひとつの参考になりますね。
＞ブリュードッグのジェームズ・ワット最高経営責任者（ＣＥＯ）は声明で、書簡について「不穏な内容ながら極めて重要」との認識を表明。細部に異議を唱えるのではなく、元従業員の声に耳を傾け、理解し、行動することに注力すると述べた。へっ？そうなですか！？
BREWDOGは大好きでよく飲むんですが。。。
でも、感情的に否定するのではなく、
『元従業員の声に耳を傾け、理解し、行動することに注力する』
『過去と現在の社員らすべてに働きかけてより多くの情報を得る考えを示す一方、「何よりも今は、申し訳なく思う」と謝罪した。』
と即座に対応する点は、どこぞの国のトップとはずいぶん違うなあという好印象さえ抱いてしまいました。
世界中があらゆる組織の「人権」との向き合い方に注目している今、組織トップの姿勢次第で周囲の受け止め方がまるで変わりますよね。
