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メルク、コロナの飲み薬販売へ 米政府に1300億円で

朝日新聞デジタル
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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    メディアの競争原理がPVに働き続ける限り、残念ながらこのようなタイトル付けはなくならないのだろうと思います。タイトルは全く間違ってはいませんが、このタイトルを見たら、多くの方が「コロナの特効薬が完成し、販売を開始した」と思うのではないかと思います。

    しかし、実際には第3相試験は終わっていませんので、有効性も安全性も不明なままです。市販されるかどうかもまだ分かりません。タイトルだけ読んで「理解」してしまう読者が数多くいることを知っているはずの報道機関ですが、残念ながら誤解を与えぬ配慮には欠いています。

    こういったタイトル付け一つでも、誤解に基づく世論形成につながっていくリスクがあります。記事はぜひ注意して読んでください。


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    専修大学 商学部教授

    記事中にもありますが、「モルヌピラビル」は、米メルク社が開発している医薬品です。「リボヌクレオシドアナログ」の原理を応用した抗ウイルス薬に分類されます。RNA複製の際、「RNAを構築する基礎的なブロック(ヌクレオチド)の構成アミノ酸に構造が類似している別の物質」をそのアミノ酸に代えて新生ウイルスRNAに取り込ませ、その結果ウイルス変異を誘発させ、ウイルスの複製性を阻害するという作用機序をもちます。新型コロナウイルスをはじめ、様々な種類の「RNAウイルス」の増殖時の複製を阻害するという作用が期待できることから、この作用機序の「抗ウイルス薬」にはかねて期待が高まっていました。

    すでに、外来患者を対象とした国際共同第3相試験(最終段階の臨床試験)が実施国に日本を含めて実施されており、2021年初秋には臨床成績がまとまる見込みであると報道されていました。臨床成績が優れることが前提ですが、満足いく結果であれば、2021年中に認可されると思います。

    しかしながら、従来の市販薬にない作用機序であり、副作用の傾向が読めないことや作用機序からみて未知のウイルス変異を招く恐れも否定できず、慎重な姿勢で研究開発されていた医薬品の1つです(同様のことは、他の医薬品でも言えますが)。

    購入予約については、米メルクの働きかけによるもののようで、米国以外の国とも販売契約について交渉しているとの情報があります。この医薬品を米国が、臨床試験終了前に世界に先駆けて(独占)購入予約をするといったことについては、「サプライズ」に値すると思います。


  • 研究開発職

    市販となるのはずーっと先。でも、メルクに限らず早期の治療薬の市販にこそ期待。
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    モルヌピラビルは、ウイルスの増殖を防ぐとされる飲み薬。米国などで最終段階の臨床試験(治験)が行われており、有効性などが確認できれば今年後半にも米当局に緊急使用許可を申請する可能性があるという。新型コロナの感染者と接触した後に、感染の予防薬としてモルヌピラビルを飲んだ場合の効果を調べる試験も今年後半に始める予定という。メルクは今年1月、有効性を十分に確認できずに新型コロナワクチンの開発を断念。現在は治療薬の開発に注力している。
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