報道関係にワクチン接種も GPS行動管理、選手対象
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自分の立場からではなく一般論としてコメントしますが、海外の報道関係者にGPSをつけることはやめるべきです。報道の自由という論点はさておき、危機管理として悪手です。海外報道をすべて敵に回すことになります。誤解を招く表現かもしれませんが、ジャーナリストという人種は指示に従わない人たちです。ニューヨークタイムズやガーディアンの反骨精神の塊のような敏腕記者がGPSをつけてじっとしている姿は想像できません。彼らは、競技だけでなく、パンデミックの中で強行された史上初めての五輪を記録するために来日します。歌舞伎町や銀座は欠かせない取材対象です。「日本は中国と変わらない」と報じられたら、対中国でまとまろうとしているG7の中でも立場が悪くなるはずです。
平時の五輪取材を考えると、プレスパスの発給を受けて競技場内やその周辺で取材する記者にとどまらず、パスを持たない記者も数多くが競技場外で関連取材にあたります。全体を網羅するのはおそらく無理なので、どこかで線引きの判断が必要になるでしょう。
別の観点の話として、こうやって当初の想定からコロナ対策の範囲がどんどん拡大していきます。合わせて、医療従事者やワクチン接種にかかわるスタッフなど、関係者の負担は増えていきます。都立松沢病院の元院長が寄稿で、公的医療機関に医療従事者の派遣要請が来ていることに触れ、「期間中は、現場のスタッフがその分減る。一般市民の受けるべき医療を制限するしかなくなる。倫理的に許されるのか」と問いかけていました。
https://digital.asahi.com/articles/ASP685JV6P62UTIL078.html
市民が払う犠牲、負う負担と五輪開催の意義のバランスをどう考えるか。人によって考え方が大きく違うと思いますし、さまざまな意見があるのは自然なことですが、そのことについて国民参加の議論が足りない現状には強い危惧を覚えます。大会時に海外から訪れる報道関係者の行動管理にGPS活用すると説明されています。会見で「事前に了解を得て、入国の際に持参したスマートフォンのGPS機能をオンにしてもらう。常に監視するためではなく、GPSがオンになっているからきちんと自分の行動が証明できる」
常に監視しないけど、どこかで確認するのかな?
単にGPS(オン)=「管理」とは言わないですよ。
ホテル帰宅した時点で(滞在中)チェックすることに意味がある。
ノーチェックのGPS(オン)には意味がない。