ウーバー新報酬体系は「完全なブラックボックス」 配達員が働くモチベ低下を懸念 〈AERA〉
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記事の中身はウーバーの新報酬制度の懸念について批判的なまとめになってるとは思ったのだが(言っておくがだからといってその批判に賛同しているというわけではない)。それでもどうしてもこの記事にはモヤっとした釈然としないところがあったのだ。
よくよく記事のタイトルを読み直してそれがわかった。「配達員が働くモチベ低下を懸念」・・これである。
「新報酬制度の導入による配達員の働くモチベーションの低下」を心配するべきなのは誰なのか。それはウーバー配達員でもなければ記事に登場するウーバー労組でもない。ましてや部外者である記事を書いたAERA記者でもなければ配信したAERAでもない。
配送を受けるか受けないかは配達員の意思ひとつ。配達員のモチベーションこそがウーバーの事業モデルの根幹であるのは事実だ。しかし配達員のモチベーションという経営課題を本気で心配すべきなのは配達員でもなく労組でもなくましてやAERAでもなくそれによって事業に大きな影響を受けるウーバージャパンなのである。
違和感の正体はこれだった。よりによってウーバージャパンに対してここまで批判的なAERAがウーバージャパンの解決せねばならぬ「配達員のモチベーション」なんていう経営課題をわざわざ心配してやるなんて。まったくおかしいし余計なお世話じゃないか。