【銀のさら 社長】学歴社会から逃げて米国で寿司職人になった
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問題に直面して初めて「自分の土俵」って考えるんですよね。私の場合28でMBAを取りに行ったときでしたが、どうしても土俵を変えるのではなく「練習が足りない」「上司が見てくれてない」「大器晩成だ」なんて言い訳をしてしまい、遅くなりがちだなあと思いました。
注目のコメント
親も教師も上司も皆「諦めるな」「逃げるな」「最後までやれ」という。しかし勝ち目の戦いなどに時間を費やすのは無駄だ。皆自分のその無駄を正当化したくて、他人にも同じことを強要する。勝ち目がないならとっとと逃げて、勝ち目を探してそこで戦うべきだ。
業績絶好調、宅配寿司「銀のさら」創業者・江見朗氏の連載第2回です。
■第1回 なぜ我が社の宅配寿司だけ生き残れたのか
■第2回 学歴社会から逃げて米国で寿司職人になった
■第3回 宅配は論理的に考えて努力すれば結果が出る
■第4回 チラシはデリバリーの生命線だ
■第5回 感謝の気持ちに気づいたら事業が好転した
■第6回 社員の自発性を引き出す「怒らない経営」
■第7回 収益が悪化した店舗を立て直す自信がある
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新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出の自粛や飲食店の休業などを受けて、フードデリバリー需要が増加。その中、順調に売り上げを伸ばすのが、宅配寿司「銀のさら」を手掛けるライドオンエクスプレスホールディングスだ。
2021年3月期の売上高は253億円(前期比20.7%増)、経常利益は24.3億円(同84.9%増)を達成。過去最高益を更新した。宅配寿司における「銀のさら」のシェアは50%を超え、圧倒的ナンバーワンだ(※富士経済「外食産業マーケティング便覧2020」より)。
かつて宅配寿司チェーンは、宅配ピザチェーンよりも多く存在したというが、なぜ「銀のさら」だけが生き残り、急成長を遂げたのか。創業者で社長の江見朗氏の半生を振り返りつつ、その秘密を「商品づくり」「販促」「ビジネスモデル」「怒らない経営」といった視点から探っていこう。(全7回)