【ベクトル 会長】目標は狙わなければ達成できるはずがない
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「良い人が取れないという中小会社ほど採用に何もしていない」という大山健太郎会長の言葉を思い出しました。人を動かすにはカネ、ルール、価値観の3つがあるのですが、長年アメリカ企業はカネで、日本企業は価値観で勝負しようとしてきたように思います。それが見直されて、優秀なアメリカ企業はカネを維持したまま価値観(パーパス)を取り入れようとしているのに対し、価値観は揺らぎ、カネも今一つ、挙句の果てにルールに走る日本企業が弱くなるのは当然と言えば当然かと感じることが多くなりました。
ベクトルの創業者・西江肇司氏の連載第7回(最終回)です。
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PR事業への参入は約20年前。後発だったが、「戦略PR」を武器にして、あっという間に業界のトップに躍り出た。
2012年に東証マザーズに上場。14年には東証一部へ。2021年2月期の連結売上高は372億円。40数社をグループ傘下に置き、東証一部上場企業のPR TIMESをはじめとした上場会社も生み出した。
ベクトルは今、「アジアナンバーワンのPRグループ」から「ファストカンパニー」へとコンセプトを更新。1000億円規模のPR業界だけでなく、6兆円規模の広告業界の市場へと踏み出そうとしている。創業者・西江肇司氏の思考と行動を探った。(全7回)
■第1回 人々にモノを認知させる方法が変わった
■第2回 ゴールを決めて逆算し、何をやるかを構造化する
■第3回 インチキPR会社のおかげで知ったPRビジネス
■第4回 無知は強い。経験も実績もないから突破できた
■第5回 世界不況後、「戦略PR」の時代がやって来た
■第6回 日本人は「中国の現実」を直視したほうがいい
■第7回 目標は狙わなければ達成できるはずがない「ナンバーワンになるために何が必要なのかを逆算していった」
起業家でもサラリーマンでも成長する人全てに共通することで、継続的に成長する人にまぐれはないと思います。みな成りたい姿があり、逆算してやるべきことに知恵を絞って達成しています。
学校の成績が良かった人ほど非現実的な目標は意味がないと一見むちゃな高い目標を掲げない傾向がありますが、自分の頭が最大のハードルになっていることに気づいていないことが多いです。
こういった成長途上の起業家について知ることができるのも Newspicks の良さだと思います。面白い連載でした。