街角景気、5月は2カ月連続悪化 先行きはワクチンに期待
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最近の現状判断指数は新規陽性者数と逆相関の関係にあることに加え、先行き判断指数も3か月ぶりに上昇に転じてます。
このため、分岐点の50にはまだ全然届かないと思いますが、6月は現状判断指数も上昇に転じることが予想されます。日本版ウィズコロナで経済が回りきらない最大の理由は、ウィズ緊急事態宣言だった訳だから、ワクチンが普及することで緊急事態宣言をもう二度と出さない様に出来れば、これから景気回復するのは間違いない。
逆に言うとワクチンの開発/製造が迅速に実行出来る欧米版先進国でしか、ウィズコロナという概念は成り立たなかったとも言える。
もちろん日本版ウィズコロナでも景気回復はするが、ウィズ緊急事態宣言の自粛マインドが長く続いた分、このままだとコロナ直前までにしか戻らない弱くて短い景気回復に留まってしまい、消費増税前まで戻る強くて長い理想の景気回復とはならない可能性が高い。
ワクチン開発もゼロコロナも目指せなかった少子高齢化大国の日本版ウィズコロナは国民の自粛で成り立っているので、政治はその国民に直接投資(給付)するウィズ積極財政で、日本のウィズデフレをそろそろ終わらせて欲しい。ワクチン普及後の世界ですが、緊急事態宣言が長期間続きたことにより、意図せず相当に金融緩和と大規模な財政出動をしたことで、リフレ派が求めるマネタリーベースが増えました。この間はさすがに野党も日銀内部の反対派も反対しようがなかったので、この市場に撒かれたお金が好景気を生み出す可能性は少なからずあるのでは?とやや期待しています。ただ、今のままだと都知事と分科会、医師会が足を引っ張るでしょう。折角菅総理が国民の人数分のワクチンを用意したのに、未だ打ち手が足らずデイリー100万人に足らない接種人数。他の先進国と比べて極めて遅い状況。医師会は歯科医師会や獣医からの手伝い申し出も断ったそうで、自分たちの職域とプライドを守るために国民がおざなりになっています。また、この現状に喝を入れない政治の理不尽さを感じます。