東京五輪7千時間放送、米NBC 過去最大規模
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アメリカに住んでいると他国開催の五輪はNBCが生中継せず夕刻の録画放映なので、むかしぼくは日本の友人に電話をかけてテレビ放送を国際電話で聞いていました。2012ロンドン五輪以降、全競技のネット配信が進み、NBCもやっと生中継。
さて、IOC以上に五輪開催に力を持つNBCがこう出ると、開催に向けたプレッシャーが高まります。
注目のコメント
IOCは収入の約7割をテレビ放映権料から得ています。その最大の「顧客」がNBCです。日本と異なり、米国での五輪中継はNBCの独占事業となっています。NBCの意向は、そのままIOCの意向となるわけです。それを踏まえれば、このニュースにどういう意味があるのかわかると思います。
TVのナマ中継は、米東部時間を軸に考えると、日本の夜のゴールデンタイムが、午前中にあたります。一方で、ネット配信は一層多角化しており、7000時間という数字になったのだと思います。スケートボードやスポーツクライミングなどは、欧米の若者にも人気で、映像での伝え方も変革期の五輪と言えそうです。
TVと、Webメディアなどによるデジタル放送の融合がもう1段階進みそうですね。
一方でマルチデバイス化が進めば進むほど視聴者側の環境が重要になるので、その点では都心部よりも郊外の方が恩恵がありそうですね。