白書に見るオープンイノベーション、「得られた効果」「実施しない理由」トップ3は?
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新作コラム出ました! 連載50作目になります。
ビジネス+ITに連載させていただいている
第4次産業革命のビジネス実務論に
白書に見るオープンイノベーション、「得られた効果」「実施しない理由」トップ3は?
寄稿しました。
企業内での研究開発によるイノベーションの創出が困難になり、クローズドイノベーションの限界が認識されるようになってきた昨今、オープンイノベーションの重要性が高まっています。しかし、日本のオープンイノベーションに関する取り組み・投資、人員数は他国と比べ、低水準にとどまっています。
今回は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会 (JOIC) とともに2020年5月に発表した「オープンイノベーション白書 第三版 日本におけるイノベーション創出の現状と未来への提言」をもとに、イノベーション創出における課題やヒントについて考察しました。オープンイノベーションをもっと分かりやすい表現や認知方法はないもんですかねぇ…
分かりやすい例をドラマにしてもらうとか?
サラリーマン金太郎でも新規事業を実行してた時に似たような考え方で事業を推進してたような気がします。
プレーヤーやそれぞれの事業体の背景などの事情もそれぞれ異なるでしょうから、利益相反にならぬよう調整役も必要です。
誰が旗振り役を担うことができるのか、がポイント。
また、こんな状況を打破するのに時間がかかっているのは「終身雇用」が思考停止の原因なんじゃないかと考えました。
一括採用も効率的に採用できて教育もできるが、一方でジョブ型雇用も認知され始めてきて、個のパフォーマンスを言語化する必要が出てきている状況なのに、組織という皮をかぶった職人気質な上司がいるおかげで企業のパフォーマンスが個人周辺レベルまで落ち込んでいる。「定年まできちんと雇用するから安心して仕事に専念してください」は崩れたのに、まだ多くは神話は崩れていないと信じているのでは?
職人は自分の経験を伝承しない/できないことがあるが、企業においても同じことが言えるのではないか。実は大したことではないことも後生大事に抱えていて、オープン=リーク→背信行為だと考えているのではないでしょうか。
中小企業が相当数が消滅してしまい、大企業が立ち行かない状況になってからでは遅いのかな、と。