デジタル通貨、個人預金の多くが移行するシナリオを英中銀がモデル化
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既存機能は残る部分があるとはいえ、反応の早い人が便益を享受することになっていくのは間違いない。デジタルデバイド2.0かな。
注目のコメント
おそらく、この分野に取り組んでおられる方々は、この報道の中で、
「デジタル・ポンドが登場するとすれば、銀行経由ではなく消費者に対して直接発行される」
という部分に最も注目されるでしょう。最大の論点ですし、中国やECBは、中央銀行デジタル通貨が発行されるとすれば、「中央銀行の直接の債務ではあるが、民間銀行などを経由する間接的な発行を指向する」旨表明していますので。
ただ、カンリフさんのインタビュー動画を見ると、カンリフさんは中央銀行デジタル通貨について、現行の銀行預金との対比で”claim on the bank of England issued by us directly to the public" と言っているだけでした。なので、「中銀の債務」とは言っていますが(この点は中国やECBと同じ)、「銀行を経由ではなく」とまでは言っていないように思います。
この問題についてのイングランド銀行の考えを把握するには、報道ベースではなく、原ペーパーを見ておくのが安全と感じました。英国中央銀行副総裁は、「デジタル・ポンドが登場するとすれば、銀行経由ではなく消費者に対して直接発行されることになるだろう」とコメントしています。
CBDCの発行方式には、ダイレクト方式とインダイレクト方式のシンセティックCBDCのふたつがあります。英国はダイレクト方式のシナリオがリスクが少ないと判断したようです。
中国のデジタル人民元やカンボジアのバコンは、中央銀行が直接消費者に発行するダイレクト方式です。リアル通貨のデジタル化が一番スムーズのような気がする
わざわざビットコインに変える必要性が投機投資目的以外に見出せない
リアル通貨をデジタル化する時にブロックチェーンで暗号化すればいいだけに思えるが
それが難しいのだろうな