メルカリ、AIで信用評価 利用実績を分析、今夏にも開始
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改正割賦販売法は、クレジットカードの法律の改正法です。
改正のポイントは2つ。
1つめが、10万円以下の分割払いサービスの提供事業者について、登録制度を設ける。
もう1つが、技術やデータを活用した決済事業者ごとの独自の与信審査手法を許容する。
この改正によって、Fintech企業の活性化を狙っています。
メルカリに続いて、どんどん後続が続くでしょう。
注目のコメント
芝麻(ジーマ)信用とか、Jスコアとかを思い出しましたが、……そういえばJスコアはどれくらい使われているんですかね?
メルカリのように特定サービス領域から始めた方が分かりやすくて利用されそうな気がします。
ちなみに、中国では芝麻信用スコアを上げたくて、マナーを守る人が増えた、みたいな話を聞いたことがありますが、こういうC2Cの取引の場で(きっかけはどうあれ)信頼関係をきちんと築く作用があるのは良い気がしますね。これができるから群雄割拠のQR決済でも強いのはメルカリ・メルペイ陣営だと思います。BNPL(Buy Now, Pay Later)は米国はじめミレニアル世代中心に爆伸びしています。PaypalマフィアのMax Levchinが立ち上げたAffirmや、オーストラリア発で同国最大のテックカンパニーAfterpay、スウェーデン発でユーザー基盤だと最大800万人弱のKlarnaとこちらもバチバチです。ただ、メルカリのデータからこうして「信用力評価」をし、「分割払いの限度額を決める」戦略はあり寄りのありかと。期待します!
"アプリの利用実績から買い手の信用力を評価し、分割払いの限度額を決める。"
メルカリほどのユーザー数や決済数のデータを持っていれば、機械学習で与信審査とかできそうですね。
しかも、自社サービス内で与信と決済が完結できるので、オペレーションにも組み込みやすそうですし、ユーザーにとっても外部サービスとの連携などしないで、シームレスな体験ができそう。