この連載について
ビジネスの話題に関するNewsPicksオリジナルのインタビューやレポート
この記事の著者 / 編集者
この記事に関連するユーザー
関連する企業
フルサービスキャリアである全日本空輸を中心とする持株会社。傘下にLCCのピーチを有する。マルチブランド最適化および貨物事業の拡大によるエアライン事業の利益最大化などに注力。
業種
航空輸送
時価総額
1.55 兆円
業績
シェア
新規登録またはログインすると
チャートを見ることができます
新規登録する
ログインはこちら
この連載の記事一覧
【注目】住宅ローンの返済増は、最速で「2025年1月」に始まる
34Picks
【トップ直撃】「ワークス」製品を継いだ企業の「今」
264Picks
【核心】ユニクロは「リサイクル」でも稼ぐ
589Picks
【世界が熱狂】薬で「肥満」を治す時代に知っておきたいこと
319Picks
【爆速】メルカリ元幹部が3カ月で「ライドシェア起業」できた理由
304Picks
【衝撃】1LDK10億円でも売れる、中国人富裕層の圧倒的資金力
213Picks
【手本】撤退危機から急成長。COEDOに学ぶリブランディング
317Picks
【1年以上】仕事人間が長期で育休取ったら、人生変わった
339Picks
【新常識】効果抜群。「男性育休」はカネで解決できた
410Picks
【続・北尾】だから僕は「金融の次は半導体」に決めた
601Picks
コンテナと航空の選択問題は学術論文でもよく用いられる話題です.航空貨物輸送の選択に製品のライフサイクルというのは結構研究論文があります.しかし,企業戦略的な部分がある点,ファストファッションのビジネスモデル,B社の話は,確かにそうか,と思わされました.
おそらくこのB社だろうと思われる会社の物流については↓が参考になります.
https://senken.co.jp/posts/zara-inditex
一方,A社と思われる某社は,欠品発生時に飛行機を使うとのことですが,通常の荷物については日本向けではコンテナ船よりも国際フェリーをよく使っています.船の方が量を運べるのと,国際フェリーの方がコンテナ船より早いためです.
越境ECに関しては,保管のきくもの,在庫費用の低いものはコンテナ船で運んだうえで保税区域の活用,そうでないものは航空便という形になっていくのでしょう.
個人的な注目点は「貨物専用機をもう少し増やすべきでしょう」の発言で,日本郵船はNCAを売りたがっていますからそことも関連してくるのかな,と感じました.
気候変動の話題になると、運輸部門の中では自動車業界が槍玉に挙げられがちで、メーカー各社は規制を受けて、または自主的に改革に臨んでいます。「飛び恥」で一躍注目された航空部門も、燃料の低炭素化・脱炭素化をはじめとしたチャレンジを行っていますが、「2030年までにガソリン車販売禁止」が見込まれる自動車業界ほどのスピード感はないという認識です。
「ファストファッションのほとんどが航空で輸送されている」という点ですが、ファストファッションによる環境負荷に注目が集まっている中で、そのスピード販売・スピード消費・スピード廃棄を前提としたビジネスモデルを変えることが社会から求められています。製品に係る環境負荷の測定や情報開示も進んできており、今後は輸送に係るCO2の低減も課題として目立ってくると想定されますので、航空輸送依存モデルは崩れてくるかもしれません。
また、航空貨物の需要が増えていくことが期待される要因として、越境ECのポテンシャルが示されていますが、航空便自体の排出CO2を減らすこと、小口の貨物の積載を最適化させることが、大きなチャレンジです。
今後の物流の競争力を示すキーワードとして、「スピード」や「コスト」だけでなく、「低環境負荷」が目立ってくるはずです。これを意識しておかないと、期待されていたほど航空貨物が伸びるとはならないかもしれません。
「船落ち」「海落ち」という言葉は初めて聞いたが、コンテナ問題含めて、当たり前のようにつかっていた物流がそうではない現在がある。ざっくりエアでの輸送費用は10倍だったと思うが、今は20-25倍になっている(下記リンク)。それは、元々エアでの輸送量が海運と比べて数桁違うなかで、それでも海運で送ると時間が読めない・遅れるなどの状況から、どんなに高くても送りたいニーズがあるから(ここは定常化していくかで落ち着くとは思う)。
記事後半の「航空貨物3条件」が分かりやすく、端的には「重量単価が高いand/or輸送の間に価値が落ちやすいもの」ほど航空貨物に向く。ファストファッションや半導体、スマホがその典型。自動車部品も、供給責任問題が発生した時には、輸送量含めて赤字でも今後の受注のために目をつぶってエアで送るケースもある。
https://newspicks.com/news/5871435
鮮度が要求されるもの、精密機器などは航空機輸送が向いていますね。海運と空輸の違いがよくわかるレポートです。
米国や中国など、国土の広い国の国内便、そして欧州内のバカンス需要で旅客機の便数も増えていくだろう。ただ国際便の旅客機の復活はもう少し時間かかりそうだから、貨物便の重要性はしばらく続くのでは。
元々貨物に力をいれている航空会社はかなり稼いだとのことで、そのような貨物フォーカスは増えていきそうですね。
B2Bのアフターサービス(パーツ)であり、
顧客との契約・関係が変わる中、航空貨物は拡大できる分野と思います。