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夫の産休(最大4週、分割可)と育休とをきちんと別にして議論が必要です。育休の場合、育児休業給付金しか出ませんが、産休なら給与が減らない形の設計が可能です。

家族の誕生と死以上の大事件は人生にない、と私は考えます。であるとすれば夫の産休は忌引きと同程度に社会的に認められるべきではないでしょうか。忌引きは実は労働基準法に規定がありません。厚労省の用語では「社会的に認知された休暇」とされ、法的根拠がないにもかかわらず、親の死んだ翌日に「出社しろ」という会社は少ないはずです。

私は第1子の出産をアメリカで経験したのですが、「立ち会い出産」という言葉がありませんでした。立ち会わない出産が基本的にないからで、途中で逃げ出しでもしない限り、夫も出産を共有します。

出産の予定日は半年前からわかっていて、「親の死ぬ予定日」に比べると、はるかに正確です。臨月から予定日2週間後くらいの間に、出産や退院の日に休みが取れるようにすることについて、対応できないとすれば、その職場の方がおかしいと思います。インフルエンザでも曜日によっては1週間休みますから。

イクメンは英語に訳せば、単にfatherです。当たり前のことが当たり前にならないから、当たり前のイクメンが、特別な用語になってしまう。そんな言葉がなくなる日のための一歩であることを願っています。
独身や子供のいない方も多く、また男女の賃金格差が大きい日本で、男性育休「取得がキャリアに不利にならないという安心感」がないとなかなか育休を取れない、という気持ちはすごくもっともだと思います。そして、それは意識や働き方を根本的に変えていかないと改善されないとも思います。子供を持つことが不利とならないような社会構造や働き方は独身や子供のいない方にとっても暮らしやすい社会だと思うのですが、日本だと年齢や社会的な立場、既婚と未婚、子の有無、などの様々な軸で対立をあおるような話になってしまいがちなのが残念です。
「休業中の給与を100%保障」については,すでにご指摘がありますが,手取りが30万/月くらいの方ならボーナスは下がるものの6か月までの手取りはあまり下がらないです.年金や保険料が免除されるためです.この辺は制度が周知されていない,という問題がありそうです.

「育休取得に否定的な上司や同僚の意識改革」に関しては,育休時でもある程度仕事に対応する,できる限りいなくなることでの損失を回避させる姿勢を見せることで対応できる部分もあると思います.べき論だけではなく,上司や同僚を安心させて育休を取りやすくするということです.

ちょっとした工夫で何とかなりそうな部分もありますが,「とりにくい」と言っている部分の結構多くが「できない理由探し」なんじゃないでしょうか.
今育休中の給与は「育児休業給付金について、育児休業開始から180日間は給与額面の67%が支給され、手取金額のおおよそ9割程度が保障される」となっています。額面の67%ですが、社会保険料等が免除になるので、額面としてはそのような計算になります。また新設の「男性版産休」に関しても、「どうしても抜けられない仕事」などはしても良いという柔軟な仕様になるそうです。今回の改正は「実際に使ってもらうためには」という綿密な議論を重ねてきたもの。実効性についてはかなり担保されていると思います。
なんか恣意的だなあ。実際、専業主婦や共働きしている妻に聞けば、「役に立たない育休なんか取得して出世を棒に振るくらいなら、ずっと働けよ。その方が向こう10-20年先にとって得だ」という意見もあるよ。
「女性が家事・育児のためにキャリアを抑制するのは女性が一歩さがるべきという社会規範のせいだ」というコンサルの見立ては古いよ。夫婦どちらが抑制した方が損がないかを考えた上での夫婦の合理的合意に基づくものもあるってことを忘れている。
いずれにせよ、取るも取らないも夫婦間の問題であって、夫婦がよければいいじゃないかとも思いますよ。「他所の家はこうだからうちも…」みたいな新たな社会規範で結果的に夫婦は幸せになるんですか?互いの義務違反をなすりつけれあうだけじゃないの?って。って話。
育休を取ることが、キャリアに不利にならないかと思う不安は、出産した私側の立場でも当時感じました。後から見ればなんてことはない、とても長いキャリアの中での一時の休みでしかないのですが、当事者にとっては、大きな不安要素なんですよね。それがまだまだ取得することが、浸透していない環境ですと、なおのこと不安になると思います。
なぜ育休は、女性側だけが取ることがデフォルトになってしまうのか、夫婦で育児は取り組んでいくものではないのかと今となると思いますが、私も当時アンコンシャスバイアスなのかなと思いますが、私側が取得することに何も違和感を感じていませんでした。ですが育休を取るのが男性も当たり前のように、逆に取らないことが違和感を感じられるほどにまで、浸透するには、まずは環境から、法から変えていくことが最初の一歩だと思います。
>男性からは法改正に加え「休業中の給与を100%保障」(54.8%)といった経済的な保障を求める声
男性向けの給与的な保障については日本は世界一なんですよねー。
https://note.com/works_hi/n/n7ad6f85f021c#NN5i2
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00500/
「取得がキャリアに不利にならないという安心感」
育休取得を不利に扱うならその程度の組織です。みんなと同じキャリアを望むから期待や安心感を求めているのでは…?

会社は社員のキャリアを保障してくれるわけではありません。不透明な安心感ために雰囲気で家族との時間を設けさせないのはいかがなものか。ここ数年で社会も労働者も急速に意識が高まっているので、あと数年もすれば市場から支持されなくなります。
トップダウンで物事が決まっていく軍隊式の「ピラミッド型組織」ですり込まれた意識で凝り固まっている世代が、構造自体が変化してきていることに気づけない以上、育休を取るハードルは下がりにくい、、
子育ては国のためになるのだから強制してほしいです。兵役がないのだから、育休ぐらい義務にしてもいいでしょ。