西アフリカで住民を無差別殺害、子供含む160人死亡…イスラム過激派の犯行か : 国際 : ニュース
読売新聞
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この2年余りブルキナファソの治安が急速に悪化しています。
原因は内戦中の隣国マリから雪崩れ込んできたイスラム武装勢力が、ブルキナファソに根を張り始めた為です。
マリのイスラム武装勢力は、元々トゥアレグ人系の民族組織だったのですが、マリ内戦中にアルカーイダの影響を強く受けるようになり、現在ではイスラム国西アフリカ州が有力になっています。
今回の犯行もイスラム国西アフリカ州による可能性が高いと考えられます。
ブルキナファソがイスラム国の拠点となりつつあるのは、国内にキリスト教徒が多く、彼らのターゲットになりやすかったということもありますが、金の産出地である為です。
ブルキナファソの金を略奪や横流しが、これらの武装組織の重要な資金源になっていると思われます。
サヘル地域は旧イスラム国勢力が近年勢いを取り戻しており、国際社会は警戒が必要です。