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【超図解】今さら聞けない「電気」のキホン

NewsPicks編集部
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  • ユーザベース SPEEDA アナリスト 

    ライフサイクル全体を通じた原発のコストの記載(記事末尾)、良い視点ですね!
    どのエネルギーを選好しようとプロコンありますが、まずは政府が説明責任を果たしつつ議論して、国民も(人間が概して苦手な)「長期的視点」で物事を考えるということをして、納得感のあるゴール設定をしてバックキャスト思考をしたいものです。理想論ですが。

    なお、経団連は、震災直後から脱原発には反対で(原子力25%、再生可能エネルギー25%を主張)、立場は一貫しています。経済界、大企業を代表する立場であることを考えれば、再エネが費用対効果等の面で確立していない中で当然の発言なのでしょう。

    【再エネ】
    経済大国であり再エネ導入が進むドイツでも、万事順調なわけではなく、欧州を中心に様々な議論がなされています。風力発電が鳥類に及ぼす悪影響、気象条件によるエネルギー供給の不安定(バックアップは石炭火力)、東欧諸国との問題、送電網整備不足と隣接国との干渉、電気代の値上がり(4人世帯で、2000→2017で倍増との報道も)、国が投資に使ったお金(1,500億ユーロ以上)の割に効果がないのではないかということ、ディーゼル車による多量の排気ガスなど。

    【原子力】
    かのビル・ゲイツ氏は、原発の安全性については、発電量あたりの死者数が少ないことを根拠に繰り返し肯定しています。太陽光や風力よりは多いものの...(cf. ourworldindata.org)
    寿命の問題は、フランスでも40年が上限だった稼働年数を50年に延ばしつつ、最古の原発を永久閉鎖していますね。安全性の問題は、繰り返し大きな議論を呼んでいます。
    また、例えば米仏日などの原発&経済大国が脱原発をしたら、中露が加速させている原発輸出を進めるでしょうが、安全基準が低かった場合、安全基準の低い原発が普及して「脱原発」した国は知らぬ顔していていいのかという難しい問題もあります。
    さらに、原発はテロの標的となります。幸いそのような事例はありませんが、イラン核施設のスタックスネットの件などが思い出されます。一部の国の原発に至っては、遠隔でも簡単に手練れの者にハッキングされ得ると思いますが...
    最後に、一定コスト(US$130/kgU未満)で回収可能な既知ウラン資源は世界の原⼦⼒発電を102年超分(2015年基準)らしいのですが、あっという間に使い切りそうですね。


注目のコメント

  • NewsPicks 記者

    この特集をやろうと思った大きなきっかけの一つは、トヨタ自動車の豊田章男会長の会見での一連の発言でした。「電力がクリーンでないのに、EVを増やしても効果は薄い」「再エネの導入量を増やしてもらわないと、日本で車造りができなくなる」などです。

    ド正論だと思う一方で、エネルギーについて何も知らない私は率直に「なぜ日本では再エネが普及しないのか」と疑問に思いました。大手電力会社が後ろ向きだったことや自然環境の問題など、様々な点があるのですが、やはり問題は複雑です。
    そしてここにきて、安倍前首相が原発の建て替えを求める立場を鮮明にしました。これもやはり、「再エネシフト」を考える上で非常に大きなトピックです。

    原発はどのように普及していったか、太陽光や風力、火力の課題は何かなど、今後10年の日本経済を見ていく上で有用な「電気」の知識をインフォグラフィクスにまとめました。ぜひご一読ください。


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    一社)広島県観光連盟(HIT) チーフプロデューサー 兼 常務理事事業本部長

    未来の議論をする際に、現状の技術水準やコスト水準だけで議論するのは危険だと思うんです。

    確かに現時点では再生エネルギーのコスト効率は現在の主要電力源に比して悪い。
    しかし、そこを起点に考えるのではなく、ありたい姿やあるべき目標を掲げて、そこに向かって国全体として取り組むべきではないでしょうか。

    そしてそれは、どの技術がそれに当たるかは分かりませんが、恐らく再生エネルギーであるはずで、少なくとも原子力が相応しいとは思えません。

    僕は原子力否定論者ではありませんし、当座の電力供給における重要な技術であることは否定しませんが、数十年先の未来を考えた時、そこに「先祖返り」するのは少し違うなと思うのです。


  • 専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

    確かに分かりやすい記事。
    だけれども、原発を語るには何点か抜けている。
    1.現在、40年超の原発の稼働の話は触れられている。
    しかし、それによるリスク増の程度がこれでは分からない。同じ事故リスクではまさかあるまい。
    2.原発のリスクの中には防衛リスクがある。
    その部分の試算が抜けている。
    3.原発を続ける場合、どうしても新設の部分が出て来る。
    従来より遥かに高まった新設のコストが抜けている。
    4.最終処分場の問題が抜けている。
    最終処分の外注でもするならまだしも、最終処分場の確保費用の問題がこれでは分からない。
    5.本来、原発をウラン軽水炉でやる場合、ウラン燃料は枯渇性資源のため、数十年で無くなる。
    その段階で再生可能エネルギーに切り替えるならともかく、継続には本来プルサーマル計画が必要。
    そのためのプルトニウムを入れた燃料の確保問題が抜けている。
    6.小型原子力など、実は賛成派の多くが期待している部分が抜けている。ビル・ゲイツなどもそちらを推した過去がある。

    確かにこの記事はよくまとまっている。
    だからこそ、続編が欠かせない。


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