イエレン氏、最近の物価上昇は一過性と指摘－雇用回復には長い道のり

コメント

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2021年06月06日

  そもそも、長期の成長のためにはマクロ経済政策により総需要を拡大し、高圧経済にする必要があると主張されてますから、イエレン氏の考えは一貫しております。
  ちなみに財務長官就任後も、低金利下における大規模な財政出動による成長戦略は、財政の持続可能性を改善すると主張しています。
• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2021年06月06日

  インフレは一時的と見て向こう３年間の需要不足を超える1.9兆ドルの財政支出に踏み切り、FRBも量的緩和を維持しています。読み通り行けば米国経済は力強い回復を続けるでしょうが、万一にも外れれば米国の景気、ひいては世界の景気に強い引き締め効果が及びかねません。未曽有の状況からの回復局面ですからインフレと雇用の関係を含め予想は難しく、イエレン財務長官の見通しが当たることを念じつつしばらく推移を見守るしかなさそうな・・・　（・・;
• 米山 英文

  無し

  ・2021年06月06日

  リーマンショックで失われた雇用が戻るには、5年位掛った記憶があります。財務長官が仰るように、来年完全雇用が実現するのならものすごい勢いです。労働参加率が低下している中で、ハードルは高そうですが。