「学び直し」世界が競う、出遅れる日本 所得格差が壁
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私も、経済的理由で大学進学出来なかった人間なので、実体験からに認識している問題点と解決法は以下
問題点
1.経済的余裕がないため大学に行けず働かなくてはならない。飲食店等のブラック企業に入社してしまう。
2.時間的余裕がないため考える余地がない。ブラック企業だと気が付かない。
3.1.2によって肉体的精神的な余裕がなく、情報弱者になる。
解決策
1.現在のままだと将来的にマズイと認識し、知恵によって環境を変えれる事だと認識する。
2.わずかな時間で退職後のお金に関する知恵を身につける
3.精神的余裕がない状態から抜け出すために、退職して雇用保険を活用する。
4.まともな企業に転職する。家計を見直す。
リボ払いにしている借金を全力で返済する。
5.仕事に関する読書をして、仕事に活かす。通常よりも努力が必要だ。
貧困層は大学にはまず、第一種奨学金が受けれようが進学できない。入学金の障壁が高いため、学力があっても入学を諦めるしかない。受験費用も馬鹿に出来ない。
引っ越しするためにも生活を整えるためにもお金が必要だから、まず地元で就職する事になる。
大体、問題点1.2.3のループで脱出できないで終わる。
結局は国の支援はある程度の貯蓄がある層にしか届かないのである。
家庭が生活保護を受けている状態だったので、高校時代にアルバイトをして貯めたお金は市に全額返還する様に通達がくる始末で抜け出せなかった。当時は大手スーパーの紳士服売り場で働き最低賃金655円だった。
どう努力したら良かったのかは未だに不明だが、なんとか高校まで行かせてくれた祖母には感謝しかない。
将来の日本をより良くするためには、以下3点必要だ。
義務教育時代にファイナンシャル教育をすること。
現在の最低時給を上げること。
教育にもっと国は投資すること。
リカレント云々よりも前に、若者への投資がもっとも少ないのが最大の原因だと感じる。
注目のコメント
フランスみたく、就業者全員に電子口座を政府が付与し、そこに教育だけに使える電子マネーを定期的に振り込み、就業者が自由に長期休暇を取得してスキルアップできるような仕組みを日本も参考にしてもらいたいと思います。
「学び直し」を、カリキュラムでなく学資の面から捉えると、低所得者が再教育を受けにくいという支障はあるだろう。それが、高収入が得られる職への転職を阻み悪循環となっている。
その打開には、税金を投入するのもいいが、他にもまだまだ手段がある。例えば、公的年金資金から再教育に必要な学資を貸与し、返済は(再教育後の)所得連動とする。国民皆年金だから、学び直しをしたい人は年金保険料納付者である。保険料納付に対する恩恵還元として、(再教育後の所得上昇を担保に)資金貸与する。予定通り再教育後に所得が増えれば、資金は確実に返済できる。仮に増えなければ返済負担を減免し、増えた人から少し多めに返済を求めるスキーム(所得連動型)にしておけば、公的年金積立金の運用手段としても成り立つ。これは、公的年金資金でなくても、財政投融資の枠組みでも同様のことは可能である。
ただ、リカレント教育は重要、と近年何度も唱えられているが、やはり日本の大学の動きは鈍い(私も含めて)。大学教育の建て付けが、そもそも新規高卒者の学部教育と新規学卒者の大学院教育を前提としていて、社会人向けのコースを用意している大学が少ない。これってたぶん教育格差の結果ですよね。教育が足りていないことの本当の問題は教育がなぜ必要かがわからないことである、を如実に表しているような気がします。
教育を受けることで教育の必要性を理解できれば、自ずと教育に対して関心が向くと思いますが、教育を十分に受けていなければ教育そのものの存在に疑問を持ってしまいます。所得格差を生んでいるのはやっぱり教育格差な気がしますよね。