大手生保が地銀株売却 日生や第一、数百億円 21年度
日本経済新聞
71Picks
コメント
選択しているユーザー
保険会社を取り巻く自己資本規制は年々厳しくなっている印象です。そういった環境のもと、地銀株はマーケットも苦しく、成長も見込めないと保険会社各社が判断しただけです。
また、恐らく仮に地銀経由で保険がバンバン売れていれば、保険会社も政策株を持ち続ける意義もあるのでしょうが、実際は売れていないのでしょうね。
残念ながら地銀に将来性はないのでこれをきっかけに再編が進むことを祈るばかりです。
注目のコメント
「住友生命保険は地銀をスチュワードシップ活動の重点業種と定めて収益力向上のための対話を続けている。」 (@@。
生保は上場地銀の株式を大量に持つ“大株主”ですが、スチュワードシップ・コード全盛の時代に経営の監視役を果たさず、株主の立場を盾に保険の販売ばかり迫っていると金融庁に睨まれているようです。セキュリティーが厳しくなって地銀の行員をオフィスに訪ねて気軽に勧誘できるわけでなく、窓販もさして成果が上がらず、出口の見えないマイナス金利政策で地銀の業績が低迷して株価が上がる見込みもないとなれば、金融庁に経営監視の圧力を掛けられてまで持っているのは煩わしくなるでしょう。気持ちは分かるような気がします (^^;地銀を潰すと、借金返済で供給過剰となる現地の地価が下がって、むしろ不良債権が増える。地銀を救うには金利アップが必要ですが、そうすると倒産する企業が増えてより大きな問題になる。地銀は生かさず殺さず、株価が下がっても効果的な対策は取れないでしょう。一部地銀は融資審査の蓄積を活かして経営コンサルタントへ乗り出そうとしていますね。