NY株反発、179ドル高 長期金利低下でITに買い
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雇用統計のサプライズが理由だと思います
雇用統計は大幅改善が予想されていましたが、実際の数値はむしろ芳しくないものでした
それによりテーパリングの議論の先送りが認識され、一気に金利安となりとくにグロースの株価が上昇しました
金融緩和の継続の予想に伴い、ドル安円高方向へも動きましたね
マーケット参加者は今週の幅感覚を覚えておくとよいと思います
注目のコメント
平均時給は34.3ドルと前月から0.1ドル低下しました。前年比ではわずか0.6%の上昇で、コロナ禍真っ只中の頃の4-5%からは大きく低下しました。人手不足に対応するために賃金を引上げてでも人を採用してはいない姿が確認されました。これがインフレ懸念が収まって長期金利が低下、そして株価を持ち上げた最大の原因だと思います。また、2か月連続での低位安定なので、トレンドとしても確認できたことも大きいです。ちなみに、なぜ平均時給が大事かというと、平均時給-生産性上昇率=単位労働コスト上昇率≒物価上昇率、という計算式があるからです。
-注目の5月雇用統計では、景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数は前月比55万9000人増加と回復に急ブレーキがかかった前月(27万8000人増に改定)からの伸びは加速したものの、市場予想の65万人増を下回る伸び。
-就業者数の増加は5カ月連続で、好調の目安とされる20万人を大きく超え。失業率は0.3ポイント下がり、5.8%に改善。新型コロナウイルス危機後で最も低い水準。
-労働市場が「過熱もせず冷え込みもしない、適度な状況にある」ゴルディロック状態であり、改善されているものの、そのペースは緩やかでFRBの金融緩和の出口戦略への思惑を大きく後退させた。
-来週はややネタ不足の週。バイデン大統領のインフラ計画を巡る与野党攻防では相場にとってはパワー不足。
-投資家は引き続き、バリュー株かグロース株かを決めれない状況が続く。
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https://lit.link/tatsuzawakenDOCUは確かに波に乗ったのもあると思いますが、また違うレベルのearningsで、やはりコロナの勢いで浸透して独占的になってきたのでは。今更誰も勝てないのでAdobeと同じですね。