戦後、同じ法則で勝ってきた日本を30年停滞させた2つの限界 本来、すべての経済人が持ってなきゃいけない思考方法とは?
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注目のコメント
冨山和彦さんがズバーーーーー!
「大量生産・大量販売のハードウェアで産業を成り立たせる」というモデルができ上がり、その法則の中で成功してきた戦後の日本。そんな日本で「30年間の停滞」を生んだ
2つの意味での限界について 語ったよ!
DXの思考法 西山さん、冨山さん と ダブルハーベストの堀田さんとのセッション ヒートアップしていくよ具体と抽象の行ったり来たりが思考を深めるというのは、その昔『知的複眼思考法』の苅谷剛彦先生にインタビューしたときに教わりました。意図的に抽象度を変えながら、個別の「事象」から共通する「法則」を導き出し、今度は共通する「法則」から別の「事象」を照射すると、背後にある原理が見えてくる。『DXの思考法』で西山さんがおっしゃっているのはまさにそれで、読んでこんなに興奮したのは久しぶりでした。そして、このセッションも知的刺激に溢れてます! #ダブルハーベスト #DXの思考法
冨山和彦さん「要するに抽象原理に関しては、僕に言わせるとほぼ、それこそヘンリー・フォードとか、あの時代にでき上がった仕組み。まず大量生産・大量販売のハードウェアで産業を成り立たせるっていうモデルができ上がった、その法則の中でわーっと日本は成功してきたから。
むしろ普遍化能力・抽象化能力よりも、要は具象化するところで戦ったわけですよね。それがまさに、改善だったり改良であったり現場主義であったりっていう、日本型経営の真髄はほとんどそこに収れんされているし。すり合わせっていうのは、まさに具体化のプロセスなんで。だからそこでずっと40年、50年、もっと言っちゃえば明治以降の百何十年、それで戦ってきたわけです」