ワクチン宝くじの経済学、効果は明快
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コメント
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インセンティブによって行動を変える、というのは非常に重要なことだと思います。
バスケットボールの指導をするとき、ゴールから遠い箇所でのディフェンスが甘い場合には、たとえば、3ポイントシュートを4点分のカウントとルール変更をして練習すると効果的な場合があります。
しかも、人は確率の低いポジティブな事象を甘く予測する傾向があるので、記事のようにギャンブル的な要素を持たせれば、限られた予算で行動変容を促せるのだと思います。
一方で倫理的な観点も忘れてはいけないので、例えば、少子化対策や、教育活動などには適用しにくいでしょう。
注目のコメント
これとは別に献血の際にリワードを与えると何が起こるかの研究が、たしかあったはず。やりすぎると、逆に献血が減ったとか。それも参考にしながらインセンティブ設計しているのかも。
この手のはティロール氏の研究が有名ですよねコロナワクチン摂取に起因する将来の重篤な疾病をカバーする保険を出す方が有効では。それを製薬企業とチャリティーと自己負担でカバーすればよい。疾病を特定することと因果関係を解明するのが難しそうですが、できないことはないはず。
期待収入額に左右されるのではないでしょうか。ワクチン接種すれば漏れなく商品券がもらえるなら接種率上昇のインセンティブになるかもしれませんが、当選確率が極めて低い宝くじだと大勢に影響なしという気がします。