容器の常識詰め替えろ マーケティング革新迫る環境志向
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いろんな事を思い浮かべてしまいます。
環境、ミニマリズム、価値観、容器を生産するに必要なマテリアル。中身と質が最も大切で重要という消費者意識、供給する企業としては環境、社会的責任にどれだけコミットしているか、まだまだあらゆるプロダクトの外観は変化していくのではないでしょうか。
燃やす必要もない、水を無駄に使う必要もない、マテリアライズとは全く逆方向へと突き詰めていくとそこには洗練されたデザイン、クリエーターや企業の理念や思いが集約され、企業毎にユニークさも垣間見え、ますますヒラメキがどんどん必要とされるひとつのマーケットになりますね。
生産に必要なマテリアルを考慮すると、プラスティックは原油を加熱分解して灯油やナフサ、軽油、重油となります。そう考えると当面石油を電源構成比の一つとして維持する事は必須かなと思います。
デザイン、芸術、マーケティング、ビジネス、化学と科学、IT、数学、自然科学の知恵と知見が今後ますます結集され、企業としての価値観も次第にまた変化していくひとつの現象ではないでしょうか。素晴らしい取り組みの数々。
一つ気になるのは、「使い捨て＝プラスチック」「リユース=ステンレス&ガラス」という考え方が見られること。プラスチックには多くの種類があり、中には耐久性が高く、繰り返し使用できる高機能なものもたくさんある。こうしたものを使用すれば、使い捨てにはせず、元々のプラスチックの利点である「軽さ」「大量生産のし易さ」などを享受できる。各企業には、固定観念化せず、幅広いオプションを検討頂ければと思う。2012年に買ったシャンプー（TSUBAKIのヘッドスパ）とボールド（ニオイでダウニーつき）とDOVEボディウォッシュの容器ををまだ使っている我が家では、
“2回分の詰め替え用”では容器容量の80％詰め込むと2回分に届きません。それだけデフレが進んだということなのでしょう。また、時代を先取りし過ぎたのかも。
