政府 4日にも台湾にアストラゼネカのワクチン提供する方針
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「120万回は少ない」という批判があるようですが、120万回(別記事では124万回)はあくまで4日に提供する分であり、その後も複数回に分けて提供する予定なので、現時点で提供総数は定かではないです。
https://www.asahi.com/amp/articles/ASP6371YVP63UTFK016.htmlもっと多くても良かったのに・・・。
日本がアストラゼネカと契約したのは1億2000万回分。多くはこれから国内で生産するにしても既にそれなりに数はあるはず・・。
途上国の公平に分配みたいな感じで3000万回分を供給してもあまり日本に感謝されることはないと思う。それより震災などで恩がある国であり、対中戦略においても重要な台湾にドカッと供給してほしい。もちろん120万回分でも感謝はされるがケチにも映る。日本は台湾の人口を全てまかなえる分だけ余剰(今後生産分も含む)があるのだから。
そうすれば台湾からは絶大な感謝と信頼が得られる。また戦略としては東南アジアや最近はちょっと仲が良くないとされる韓国にも供給してもいいと思う。もちろん国内にも反対の声はあるだろうが、同国は台湾と同様にワクチン確保に苦労している隣国で、人道的な立場からも言い訳ができる上に、日本からの供給を現政権が拒否するとも思えないし、戦略の上では反日に傾いている韓国に揺さぶりをかけることが出来る。対中が今後更に重要になっていく中で韓国がアメリカや日本の陣営に寄ってきてくれる方がいいと思う。それに単純に韓国と不毛な言い争いは減らして台湾のように中が良い国に少しでも近づけるのならそっちの方が嬉しい。
日本はそういったワクチン外交をしたらいいと思う。
P.S. こちらの記事では『製薬会社との関係があり、最後の詰めをやっている』とある。まぁいろいろ事情はあるみたいなので仕方がないのかもしれない。またそういう事情があったにしては早く決定ができたのでそこは良かったのかも。
https://www.sankei.com/article/20210603-A7CKPLL7BRMZFDNPOUMUQ4FYDM/こういうものは時間をかけずにすぐ送るのがなにより大事。
その意味で、スピード重視の初動対応は見事です。
国内のワクチン接種が軌道に乗り始め、菅総理も自信を持ち始めたのではないか？この調子で米国など先行組にキャッチアップして、ワクチン外交でも存在感を示すことを期待したい。
