「このままでは日本車は本当にヤバい」自動車評論家が決死の覚悟でそう訴えるワケ
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YouTubeで五味康隆さんが決死の訴えをしているのを拝見して、これはテキスト化して配信するべきだと考えました。五味さんは一流のモータージャーナリストで、エンジン車についての知識も愛も深い方ですが、それでも「テスラがすごい」と強い危機感をお持ちです。
五味さんがほかの書き手と違うのは、自身で「モデルS」を所有され、テスラの強みも弱みも、実際に体験しているところです。深刻なトラブルが起きて、その対応が既存の自動車学校に比べて稚拙だったことも、指摘されています。
ただ、さまざまな問題点は徐々に解消されつつあり、「EVはおもちゃだ」「日本でEVは難しい」という見方だけにとどまるのは危ないと訴えています。テスラは、起きた問題をクリアして、品質レベルを上げていくスピードが非常に速いのです。
そして大事なことは「テスラは広告費を一切出さない」という点です。そうなると、テスラについて触れる記事は、自動車媒体にはあまり載りません。試乗の機会も限られ、五味さんのように「自腹で買う」という形にならなければ、生々しい感想は出てきづらい状況です。
書き手の感覚としては、自動車会社に忖度しているというよりは、テスラの情報があまり入ってこない、というところではないかと思います。既存のメーカーは広報にとても熱心です。広報と宣伝はきっちりわかれていて、モータージャーナリストはむしろ忖度なしに自動車のことを論評できます。ただ、その環境に慣れてしまうと、「ほとんど広報のないテスラ」の取材は後回しになります。積極的に情報を取りに行こうとしなければ、わからないのです。
テキストにまとめられたのはごく一部です。ぜひ五味さんのYouTubeチャンネルもご覧ください。
https://youtu.be/OAsWVSm-PbM
注目のコメント
何人かの方が言われてる通り、EVにはまだまだ実用上の問題も多いし、EV化は純粋な環境問題を超えた国家間の覇権争いであることは明白な事実です。
しかし、2050年のカーポンニュートラルに日本も同意した中、ハイブリッドを含めた内燃機関を残してそれを達成する絵が見えないのも事実。BEVの悪口を言うだけではダメでしょう。
国難とも言える状況に官民一体で立ち向かわないといけません。日本は国がわかってないから欧州に振り回されてる。
実は欧州以外、各国ハイブリッド方向に傾きつつある。
米国も全車EVは有り得ない(行政機関向けはEV化するかもだが、巨額な費用が掛かるので予算案が議会とおらないのでは?)
となると、マジで全車EVなんて騒いでるのは欧州だけ。
ならば、日本メーカーは無理にEVに張るより、欧州撤退ってのが実は1番早い。
今後欧州でEVしか販売が認められないなら。
でも、高速道路長距離移動が多い欧州のユーザーはみんなBEVを望んでるわけではない。
一定数はBEVが普及するだろうが、アシの短いBEVじゃ高速長距離移動は制限されるわけだから。
電池の技術革新で容量が増えると言う話もあるが、150km/hで1000km走れるディーゼル車にBEVで対抗できるのか。無理だろう。
となると、ハイブリッドに収斂する方向だろう。
人気のトヨタハイブリッド車撤退は困る。
もちろん日本メーカーの工場もあるし。
つまり、実の所全てBEVになる事はユーザーの不利益にしかならない。
だんだん欧州は自分で自分の首を絞めてるだけの様に見えてきてるんですよね。
(少し文面を修正しました)