日本のアニメが「中国で負ける日」が来る。「天才に頼らない」戦略が、圧倒的な差を覆そうとしている
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「アニメタ!」や「SHIROBAKO」を観ると、制作現場は技術を持ったアニメーターや作画マン達が、凄まじい情熱を込めてアニメを制作していることが理解できる。そして現場はおしなべて低賃金だ。「天才に頼らない」という記事の見出しは理解できるが、ただ絵を数コマ自然に動かすだけでも相当な才能が必要なのがアニメの世界だ。アニメへの愛がないまま、デジタル化や商業主義だけではクオリティの高いアニメを制作するのは困難だろう。そもそも現在のCG絵ですらセル画と併用すると違和感を覚えるので、技術的にもまだ時間がかかりそうに思う。そして肝心要の問題として、中国では表現の自由が制限されているということだ。
注目のコメント
2015年のこと、中国のアニメ会社と関わる機会がありました。当時の技術はまだまだ稚拙でしたが、関わった短期間ですら、中国の技術吸収力と資金規模は大きくて「これはすぐに日本は抜かれるな」と話していたものです。
日本は職人というか、専門を極めた人に一般的にお金を払わない傾向があると思います。ジェネラリスト思考といえば聞こえはいいですが、今の時代はそれでは仕事が成り立ちません。
マーケティング業務においても、リサーチスペシャリスト、アドのスペシャリスト、イベントのスペシャリストなどは専門を極めた人にお願いしたい機能。そういうところのスペシャル度合いを判断できず、適切なところにお金がかけられない考え方と、音楽家や芸術家、シェフ、そしてこう言ったアニメーターなどのクリエイターが実力に見合った適切なお金が回らないことは近しい考え方だと実感することが多いです。ストーリーや世界観では負けないと思うけど、
制作スタッフの質はどんどん負けていくでしょうね。
数こなせるひと人でやっと月20万超えるとか狂気の沙汰ですよ。日本の現場。アニメにしろゲームにしろ企業・集団で作るコンテンツは人材・技術・資金面で中国が強くなり日本は下請け化するだろう。立派な下請け業者になることと、マンガのような個人の天才力で原作力を維持すること、だろう。