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文学は何の役に立つのか?

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    小説家

    少し前の講演録です。反響があったので、公式サイトに全文掲載することになりました。少し長いですが、是非!


  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    平野さん、公開ありがとうございます。なかなか面白かったです。

    思春期の疎外感を何で解消するのかは人それぞれですが、それが文学だったという人は一定数いるのだろうなと思います。私にとってのそれは、数学や科学、音楽や演劇や武道、或いはゲームだったりした気がします(文学には一切触れず)、人それぞれそれなりのやり方があったんだろうと思います。

    文学を含む芸術が社会に影響を与えることもあると思いますが、逆に言えばそれは社会の状況を文学が反映しているからであって、それは常に相互的なもの。ただ、作り手としては、「世の中を良くしたいから書く」(=役に立つ)のだとすると、目的を果たせなければ意味がないことになってしまうので、より売れて人々の行動を変革させることを志向すべき、とか、政治家になった方が早い、みたいな変なことになってしまう。

    私はエネルギーアナリストとして、エネルギー関連の論評を行なっていますが、表向きは世の中を良くしたいという雰囲気を出しつつも、実は自分が興味あることをやっているだけで、自分の力で世の中を変えたいと思っているわけではなかったりするんですよね。強いて言えば、自分みたいな人が存在できることを証明したい、くらいのことしか考えていない。

    「本心」楽しみにしています。


  • バッテリー スペシャリスト

    こうしてプロとしての立場の葛藤や裏事情を開陳出来るのは、信用出来ますね。読者や世の中に対して向き合っている誠実さが伝わりました。

    有名な経営学者が書いた論文作成本を読んで、プロは裏事情は明らかにしないと書いてて、画壇や文壇の話に通じるアカデミアのさもしさを感じたことが有ります。

    これが理科系、特に実験系科学のコミュニティだと、もっとピュアというかネオテニーというか、無邪気に実験の苦労話とか聞けたりします。

    なのでオープンに話すことを自分では常に心掛けているつもりですが、軋轢や侮蔑に近い態度を、結構いい歳になってもされることが有りますね。

    いまやビジネスのプレゼンテーションにも物語だと言ってしまう時代で、講演録にもあるように、幾らプレゼンでストーリーを語ってもマスを対象にする限界も有るかと思います。小山薫堂氏が一人だけをイメージしてプレゼンするとも言ってますし。

    それこそ仮面の告白ではないですが、似非ペルソナを振りかざしたストーリーなぞ、共感することはまずなく、認識も変わらなければ行動に移すことも無いでしょう。

    今の日本にアンガージュマンが必要かというと、ちょっと危険な気もします。認識を変える努力も続けなければいけないと思いますし、世の中安易な方向や短絡的に考えるようになっていると写るので、文学や論文なりをキチンと味わい読めることは、とても重要だと思います。

    少なくともビジネス本よりは文学は絶対に必要ですが、たしかに小説との出会い方は昔と変わりましたね。余り小説を読まない自分も、砂川にある一万円選書に入れてくれた「トリツカレ男」は何か感じるものが有りました。男性版モモみたいな。


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