【哲学】ピークを過ぎたベテランは、若手とどう戦うべきか
NewsPicks編集部
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「棋士は、芸術家と研究者、勝負師の3つの顔を持つべきだ」というのが興味深い。直感でつくるアート(CEO/一人称的)と、分析をかさねるサイエンス(CTO/三人称的)と、経験がものをいうクラフト(COO/二人称的)。
ベースになるのが研究者=サイエンスで、いざというときの序盤に芸術家=アートが重要で、最後の場面で勝負し=クラフトが前面に出てくる、というのもなるほど納得です。
いま脚光や注目をあびている若手ではなく、あえてこうした往年のレジェンドにインタビューをして俯瞰的に語りかけてもらっているのも好感をもてる記事。勉強になりました
注目のコメント
一時代を築いた名棋士でも、必ず体力の低下に直面します。しかしその際は、ギアチェンジをして、ベテランなりの戦い方で若手に伍していく。ビジネスパーソンであっても、ずっと若い時と同じ働き方はできません。その意味でも学びが多いインタビューだと思いました。
記憶力の衰えをどう遅らせるか、それを何でカバーするか。将棋の世界だけでなく、ビジネスにおいても同じことがいえます。
遅らせる方法はひとつ、日々頭を鍛えつづけるしかありません。自分で考える癖をつけること、受け売りをしないことです。
何でカバーするかは、熟成度でしょう。谷川さんの言葉を聞いてミンツバーグ教授の経営の3側面、職人、アーティスト、科学者を思い出しました。若手経営者の台頭という意味でも将棋の世界と似ている一方、まだまだ経営は肩書がものをいう(だから会社を離れたとたん元気なくなる)世界。Stay relevantでありたいと、私も強く思います。