愛媛の海事クラスターの現状と今後の方向性～海事産業の生産額は県内全体の約７％、造船業の経済波及効果は約4,700億円【いよぎん地域経済研究センター】

コメント

注目のコメント

• 松田 琢磨

  拓殖大学商学部国際ビジネス学科 教授

  ・2021年05月28日

  いよぎん地域経済研究センター（IRC）新藤さんによる，愛媛県の海事クラスターに関する記事．この記事は日本海事センターの前同僚の野村さんと，後藤さんが作成に協力しています．
  
  愛媛県の産業連関表によると，海事クラスターの粗付加価値額は2,328億円となり，県内全体の粗付加価値額の4.7%を占めています．日本全体では1%弱ですので，愛媛県はやはり海事クラスターの存在が大きいということですね．
  
  また，造船業の波及効果は4,695億円，就業誘発者数18,666人となっています．造船と船主を中心としたクラスターになっていることがやはり強みになっている形です．