【読書】イノベーションに必要な「妄想力」ってなんだ?
NewsPicks編集部
1182Picks
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
妄想、とても大事ですよね。確かアメリカの学者によれば、妄想癖があるというのは、実は脳の効率が高いそうです。
さらに妄想をしやすいタイミングは、「静かでささやかな活動をしている時」だそう。洗濯物をたたんだり、ガーデニングや通勤電車の中など。私自身よく妄想するタイミングは、まさしくこの静かでささやかな活動中の時だと、ハッと気付かされました。
妄想はタダでありながら、「ながら時間中」に出来る最高の可能性を引き出す天からの贈り物ですね。妄想力、増やしたいものです。妄想には、企画や商品のありたい姿の妄想のほかに、カスタマーの嗜好や感じ方の妄想がある。
前者に対するものが多く語られるが、僕は後者がとても大事だと思う。いわばインサイトにつながるもので、とにかく色んな人に「憑依」する。その人の種類が多ければ多いほどいいし、リアリティがあればあるほどいい。
色んなカスタマーに憑依して、色んなアイデアを妄想し、思わずほくそ笑むなんてことがあったら、最高なのだ。私たちは何かに取り組む時、必ずと言って良いほど課題や意義、ターゲットを先に考えてしまいます。そのため真新しい考えを生み出すのが困難になります。
本書の著者でありスマホ画面の拡大縮小技術を考えた暦本純一氏は、「妄想」こそが斬新なアイディアを生みイノベーションになると説明しています。
今週の10分読書では、妄想をイノベーションに変える方法を紹介します。大人になると蔑ろにされがちな想像する力を大切にしたいと改めて感じました。