ザッカーバーグを見出したスーパー投資家の「成功者の見抜き方」
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注目のコメント
DSTは個人的にもとても感慨深い先です。記事にもありますが、Facebookを紹介したのはGSで、私は当時ミルナー氏の出身ロシアを含むEMEAのインターネット等のテクノロジー企業を担当するチームに所属していました。50名弱の小さなチームでロシアを含む広域な地域にテクノロジーの専門チームとして連携してビジネスを推進していました。
記事中にある通り彼はGSからFacebookを紹介されたと言っていますが、加えて紹介したメンバーを含むGSのインターネットチームを根こそぎ引き抜いています（笑）すべて私と同じ島、席の隣に座っていたメンバーで同世代/後輩含む4名が移籍しました。リーマンショックの直前の頃です。DSTの成功にはGS欧州チームが深く関わっています。ちなみに今、全員ものすごく成功しています。
彼は起業家だけではなく、あらゆる領域の一流を見極められるだけではなく、深い関係を構築することができる才能を持っているのだと想像します。私もロシア人は幾ばくかは存じ上げていますが、そういう強さを持った人はロシアの文化では育ちやすい側面もあるのでと思っています。
その後もDSTはGSとは深い関係であり、多くの大成功企業を発掘できたことと無関係ではないでしょう。
最後に記事の内容について、さすがだなと思います。知的好奇心といっていますが、私は「本物の思考力」と同義だと思っています。今でこそ世の中で求められていると言語化されている類の能力と類似しています。課題発見能力もその一つでしょう。
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──起業家のどこを見る？
最も重要な指標は、その人の知的好奇心です。もっと言えば、役に立たなさそうなことにも、真剣に興味をもてるかどうか。例えばザッカーバーグは並外れた歴史好きで、科学への関心も深い。どちらも、フェイスブックの日々の経営に絶対必要なものではありません。
──好奇心と企業経営にどんな関係が？
好奇心が強い人は、何にでも興味をもちます。自分の会社の外も含め、物事の仕組みや動き。第一原理に基づいて説明するとどうなるのか、本質を探り出そうとします。「草創期のフェイスブックに2億ドルを投資した」嘘ではないが誇張。
その投資はシリーズC、その前にアクセルもグレイロックも中国の伝説投資家リカシンもマイクロソフトすらも投資している。草創期でもなければ、見出したわけでもなくて、シリコンバレーで話題沸騰の決まりかけてた勝ち馬に200億円の大枚でねじ込んだ、その能力がすごいという評価がフェアでしょう。
それはそれとして、Yコンビネータの一社二社じゃなくバッジ全社に投資する事でも有名なロシア最大のシリコンバレーテック投資家であることは事実。
https://rebrightpartners.com/ja/2012/10/01/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E-%E8%B3%87%E6%9C%AC%E6%94%BF%E7%AD%96%E3%81%AE%E6%88%90%E5%8A%9F%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%E3%80%80-facebook%E3%81%AE%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9/
