実験の地道な作業を自動化。研究者を支援する「デジタルラボ」がスゴい!
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注目のコメント
大学院生の頃、博士課程途中でRAを切られ困っていた友人が「 生物のセンセイのところで1年雇ってもらえる事になった!」と言うので、良かったねー、で一体何を、と聞いたらコレだった事を思いだしましたよ もう遙かムカシですが(イツカイワナイ)
製薬の combinatorial assay に間しては、確かIT大手 (多分IBM?)がクラウドでやってたような。。で、秘匿があるのでクラウドは難しい、とおもった記憶が 思い出したら追記します (トシナノデ)実験の自動化で効率を上げる際の重要な点としては、もう1つコンビナトリアルな試験片の作成も有りますね。
実験計画を立てて網羅的に集中した組成群をどのようにして効率的に合成するか。組成以外の熱処理なども含めて、多次元の評価空間をいかに物質的な対象に写し取るかは既存の方法以外にもまだまだ考えられそうです。自動化によって実験のスピードは加速度的に高まるため、自動化を取り入れたか否かで成果の出方が大きく変わってくるように思います。
そして、かつての産業革命と同様に、資本の注入による設備投資が非常に重要になってくるのではないでしょうか。
これまで以上に、研究の意義を説明し、資本を集める力が重要になってくるのかもしれません。
ただ、自動化できる分野とそうではない分野もあり、
依然として、直接手や身体を動かす必要のある実験も多く残るように思います。
ハトにエサの出るスイッチを押させてオペラント条件付けを見出したスキナーや
球体同士の間の万有引力を糸のよじれで測ったキャベンディッシュなど、
実験には、仮説を立てる発想も大切ですが、
検証方法の発想や工夫も非常に重要だと感じます。