日本へのワクチン、EUから1億回分 輸出全体の4割超
朝日新聞デジタル
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さんざん批判されていたが、冷静に振り返ってみると、日本はワクチン確保がんばったと思う。ワクチン接種が始まった2020年12月当時の人口100万人あたりのコロナ死者数はおおむね以下のとおり。
日本 18人
EU 643人
ドイツ 225人(mRNAワクチンの技術は独ビオンテックが開発)
ベルギー 1,488人(mRNAワクチン製造拠点が集積)
欧州、なかでもドイツやベルギーは自国での被害が大きく接種開始を急ぎたかっただろうし、厳しい輸出管理は正統な主張だったであろう。今年初頭、独ビオンテックとともにmRNAワクチンを生産した米ファイザーは、日本への供給開始について4月を予定していたという。しかし政府がファイザーと交渉し第一便は2月に到着、接種が始まった。ワクチンを急ぎ日本に届けるべく政府が航空便一便づつ、欧州の関係者に働きかけ、その結果として一億回分のワクチン輸入につながったという供給交渉の背景については改めて確認しておくべき。日本にとってはありがたい話。ただ、ワクチンかき集め過ぎでは?日本国内で、早期に集団免疫を獲得するために、接種の推進とロジスティクスをどうするのか、しっかりしないと。接種率を上げる課題は、どこも直面している問題です。