エイベックスの筆頭株主がサイバーエージェントに
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下記が開示。今日の終値1583円で、第三者割当の処分価額1488円なので約6.0%のディスカウント。調達金額は合計52億円で、サイバーの保有分は現在の4.83%→12.25%に増加。資金使途は32億円をグローバルアーティスト関連、20億円を大型アニメやゲーム。
なお、連結化・持分化とかではないので、サイバー側からみて開示基準に該当しないのか、サイバーからは開示はない。ただAbemaやるなかでの連携は気になる。なお、サイバーは2014年度にエイベックス株を取得していて(たしかAWA始める時)、そこからは株数に変更はこれまでなかった。
https://bit.ly/2SBbdME藤田さんが執念を燃やし続けているAbema事業にとって、大きなピースになるか。どう活用していくのか見ものだ。
いやしかし凄いな。個人的にはビジネスとしての妥当性もそうだが、何としてでも成功させるという、まさに執念を感じる一手に、CAというか藤田さんの凄さを感じる。
藤田さんの凄さって、表向きシュッとしてスマートなイメージだけど、実は思い切り泥臭いところ。何年かかっても、こうと決めたらやり切る。まさに「成功するまでやる」だなと。外野から見るサイバーエージェントの凄さは協業先からあらゆるノウハウを吸い取るところ。ABEMAにおいてテレ朝とのJVでどっちが提携効果を享受しているかは明らかですね。細かい数字まではわからないが、テレビ朝日HDの決算を見る限りインターネット事業は伸びていない。もし今後ABEMAがいよいよ収益化フェースが来るとき、提携解消する可能性があるのではないか?
恐らくエイベックスとも素晴らしいシナジーを出すに違いない。ただし、それがエイベックスにとって良いことなのかどうかはわからない