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事業再生ADR、成立すれば会社にとっては何よりです。
記事によれば貸付金の債権者が6社のみと、比較的少数だったのでまとまりやすかったかもしれません。事業再生ADRはあくまで当事者の合意に基づく任意の整理なので、全員の同意がないと成立しません。

民事再生などの法的整理と違い、仕入先などの取引債権をカットしないので、事業継続の点では障害が少ない。民事再生でやると、最悪仕入れが出来なくなったり前金や現金仕入れになったりします。
その分、貸付金債権者にしわ寄せがいく面があるのですが、事業継続を円滑にすることで最終的な弁済の確実性が上がるという判断があるのだと思います。
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経営再建中の婚礼大手ワタベウェディングですが、事業再生ADRの成立が確実になったそうです。「約90億円の債権放棄を、債権者の金融機関6社が受け入れる方向」

婚礼大手「ワタベ」、経営再建目指し私的整理へ…海外リゾート挙式の先駆け(読売新聞、3月19日)
https://newspicks.com/news/5697673
社会的役割を終えた企業かと。冠婚葬祭という「ハレ」を錦の御旗に、付加価値のないものを売り付けてる業種、という認識です