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米国のメインバンクは過去の経緯からHSBC USAでした。昨日HSBCから重要なお知らせと題したメールを受け取りましたが、私の口座がどの銀行に引き継がれるのか、Premierサービスがどうなるかについて全く言及がなく、意味不明なメールでした。このタイミングで別の銀行に乗り換えるしかなさそう。
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以前から噂されていましたが、やはり。銀行に限らず、リテールの世界はフィンテックの流れもありますし、再編を迫られる金融機関が増えそうです。
短期金利低下による預金スプレッド収益悪化がマスリテールのとどめを刺した形です。
HSBCのステートメント原文を当たったほうが、記事の誤りに惑わされないでしょう。
https://www.about.us.hsbc.com/news-and-media/hsbc-exits-us-mass-market-retail-banking
HSBCは、後足で砂をかけるように日本から撤退していきました。

当時、取引していてひどい目にあったのを憶えています。

それに比べれば、金融庁に追い出されたCITIの方がはるかに良心的でした。
撤退については以前から噂されていたので、驚きはありませんが、NYの街中でよく見かけた看板が消えるのは寂しいですね。
なおマス富裕層向けのサービスであるHSBC Premierは存続します。日本語の記事のニュアンスだと完全PB特化と読めてしまうかもしれませんが、そうではありません。WSJには以下のように書かれています。
It will go from about 1.4 million customers to roughly 300,000 in the U.S. It will no longer service customers with basic bank accounts, or those with balances below $75,000, and businesses with turnover of $5 million or less. The bank will keep U.S. clients with Jade accounts containing at least $1 million in cash and investments and Premier accounts with more than $75,000.
熾烈な競争が繰り広げられる米国リテールバンキング領域で、優位性が発揮できなかったようです。顧客視点での革新性もなく、ポートフォリオの買収で事業を拡大していました。一時はクレジットカードビジネスでトップ10に入っていましたが、2020年は26位でした(2019年は25位)。

外銀といえば、BBVAも米国で苦戦しています。フィンテックのチャレンジャーバンクだったシンプル(Simple)を買収して話題になりましたが、シンプルを傘下のBBVAコンパスに吸収し、事業を閉鎖しました。どうなるのでしょう。