きょう2年ぶりに全国学力テスト 200万人以上が参加へ
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私の勤務先でも今日実施していました。(地方の田舎 全学年2クラス 全校児童数400人規模の小学校です)
コロナを心配している方がみえますが(見えない教育現場を想像するとご心配するお気持ちもよくわかります)、学校は毎日の検温、手指消毒、一人ひとり机を離した机列、合唱、鍵盤ハーモニカ、リコーダー指導中止、黙食などをしながら、日々を送っています。クラスターは今のところおきていません。児童のコロナ感染は昨年度に1名だけありました。(それはご家族からの感染でした。当たり前ですが、コロナウイルスは最初から子どもにはなく、どこかで必ず大人が子どもに移してしまう。)
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日々学校生活を共にしていて思うことは、簡単に「オンライン授業にすればいい」「オンライン試験にしろ」って言う人って学校の現場の様子を見たことがないんだなということです。
学校は行くのはめんどくさい。集団生活が苦手な子もいます(私自身もそうでした)。しかし、いざ登校して同じ空間で友だちや先生に会いながら成長していく喜びや、公教育としてどの所得どの特性の子の力も伸ばす効果や利点を、毎日たくさんの場面で見て感じています。そして、コロナ感染を防ぎながらでも通常の授業を行える工夫をいくつも見つけ行ってきています。それは、感染予防対策をした上であっても、通常の学校生活にはオンライン以上の価値があると確信しているからです。
子どもたちがコロナ禍で感じているストレスや寂しさも本人たちから聞くことがあります。それでも文句ばかり言っている大人なんかよりよっぽどたくましく「それでもできること」を探して、子どもたちは一生懸命に生きていますよ。
そんな子どもたちの姿や気持ちを感じながら教師はやっています。そして、その秩序の上でやる学力テストは、無下に中止にしたりオンラインにしたりするほど、高リスクなものではないです。しゃべって食事、マスクを外して談話など、もっとずっと高リスクな場面は他にあるし、それは中止しています。
さまざま制約はありますが、これからも教員として子どもたちと共に、できることを続けていきます。わが家の高校生娘は今週から学年末テスト中ですが、オンラインで実施です。
もう一年以上オンライン授業を続けていますが、当初は授業ではGoogleクラスメイトを使っていましたが、現在はちらっと見たところ学校名の入ったアプリで問題回答はラップトップでしていました。
以前のテストでは高成績者が不自然に多数いた為、今回からチーティング対策としてスマホを別に用意して解答する様子を映像でライヴ配信して先生が確認している様です。あれ? 今日、中間試験の学校ありますよね。終わったばかりの学校や、来週に迫っている学校も。
そんな時期にテストして、みんなが真剣に取り組むのでしょうか?
はーん、学力テストの数値はあまりアテにならない(実際より低く出る)と思っておいたほうが良さそうですね。