都立高入試、男女の合格ラインで最大243点差 8割で女子が高く
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東京都の都内中学校のでは、内申点に大きな男女差があります。
男子の平均が9教科で29点程度で、女子は31点程度になり、1000点満点の入試の際の15−20点程度の差になります。つまり、有り体に言えば、中学校において、内申点に男女差が大きくあるわけです。女子の方が内申がつきやすく、男子はつきにくい。特に、成績最上位層と成績下位でその様子が顕著です。(理由は全く別です)ここによりフォーカスしないで、その理由、原因をまずしっかりつかんで、そこに問題がないことを前提としないと、都立高校における男女別の選考の是非を論じることはできないです。現実は、中学校での内申点のつき方が無茶苦茶なわけです。。
そして、記事で取り上げているような成績の下位の学校では、今年は定員割れが相次ぎ(私立へ大きく流れた)、その結果、ボーダーラインが大きく下がった学校が多々あります。この事例はその極端な事例でしょう。そして、問題は、男女別の選考ではなくて、コロナによって「都立高校を嫌う」ケースが増え、東京都は年収で930万円までは私立が実質無償なので、私立にどんどんと流れていることが、このような現象を生んでいる、ということです。あたかも、「入試制度の性差別が問題」のように取り上げることには、非常に恣意的なものを感じます。LGBTQやダイバーシティを本気で謳うのであれば、男女という区分けを入り口の前提にする慣習から脱却する計画をたてるべきでは無いでしょうか?
マジョリティの人達は、女性に生まれて女性として生きる、男性として生まれて男性として生きるというというラベルに抵抗が無いでしょうが、トイレ問題しかり、中高生の多感な時期に、男子、女子、という明確なラベルに違和感を感じる人達が、"受け入れられていない"、"認められていない"と感じさせてしまう制度については見直されるべき時期に来ていると思います。
設備の改修など費用のかかる事で二の足を踏むという行政側の立場も理解できますが、言ってることとやってる事が違う事で生きづらさを感じる子どもたちも少なく無いのではと危惧します。