スー・チー氏、NLDは「国民がいる限り存続する」初の対面出廷で断言
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弁護団は、スーチー氏他、拘束されているウィンミン大統領ら国民民主連盟の指導者らと接見できました。ただし、弁護団の内1名は、接見後拘束されて、収監されました。接見中、扇動罪にあたる発言があったという容疑です。
結局、事態は裁判所でも収容施設でもなく、戦場で進んでいます。東部と北西部で続く、国民民主連盟側の国民防衛隊+少数民族vs国軍の戦闘、その戦闘の推移と、国軍側の補給がどれだけ保つかで勝敗は決まります。
国民の支持も、補給能力に乏しい国軍が追い詰められてさらに無茶な徴発や経済統制をこれ以上繰り返すかどうか、で定まっていくでしょう。昨年11月の総選挙はNLDが改選議席の8割を得る圧勝でした。政党としての資格を失わせる解党処分で、軍政が非常事態宣言を解除した後に実施するとしている総選挙から民主派を排除する狙いが鮮明です。NLDは2010年にも総選挙ボイコットで解党処分を受け1年半後に政党復帰しました。ミャンマー民主化の歩みは10年は後退した感があります。