日本最大手の自動車メーカー、世界でもトップクラス。傘下に日野・ダイハツを有し、SUBARU・マツダ・スズキとも業務資本提携。HV技術をベースにPHV、FCV、EVを展開。北米を中心にレクサスの販売も。
時価総額
62.1 兆円
業績
自動車大手。ルノー、三菱自動車との連携により事業の効率化を図る。電動化推進を2030年までの長期ビジョンに据え、ラインナップ拡充に取り組む。運転支援技術やコネクテッドカーシステムにも投資。
時価総額
2.42 兆円
業績
国内大手自動車メーカー。創業は二輪車でアジア太平洋を中心に世界トップシェア。ヒューマノイドロボットASIMOやホンダジェットなどの航空機も手掛ける。2040年までに脱エンジンを目指す。
時価総額
10.0 兆円
業績
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(以下本文抜粋)
トヨタが現在多くの車種に採用しているADASは第2世代の「Toyota Safety Sense(TSS)」である。現在のTSSは、画像処理に「Visconti 4」という東芝の半導体子会社である東芝デバイス&ストレージ(TDSC)製の半導体を使っており、このVisconti 4を組み込んだデンソー製のカメラがトヨタ車には搭載されている。これまでのTSSでは、この車載カメラに、同じくデンソー製のミリ波レーダーを組み合わせていた。
ところが事態が暗転する。2015年に発覚した巨額の不正会計や、2017年に発生した原子力事業での巨額損失で経営危機に陥った東芝は、リストラ策に追われ、その一環として2020年9月にTDSCのIC事業の構造改革を行うことを発表した。この構造改革で、Viscontiの新規開発の打ち切りが決定してしまったのだ。Viscontiは、モービルアイに対抗しうる唯一の日本製画像処理半導体だったから筆者も期待していたのだが、技術力や製品の出来とは関係のない都合でこのような結果になってしまったのは、冒頭に書いたように「寂しい」としか言いようがない。
東芝の画像処理半導体事業からの撤退で、トヨタは次世代のTSSを担うViscontiに代わる技術を早急に探す必要に迫られた。EyeQ4は、プロパイロット2.0で手放し運転を可能にしていることから分かるように、その能力は十分にある。逆に、現在の自動車業界を見渡すと、モービルアイ以外の選択肢はなかなか見当たらない。これが冒頭でモービルアイの採用が「必然」と書いた理由だ。