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【最先端】半導体装置トップに躍り出た、オランダ企業の正体

NewsPicks編集部
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    富士通クライアントコンピューティング 代表取締役社長

    自分が半導体業界をコンサルとして見ていた2000年代半ば、微細化の最先端は45-65nmくらいで、リークの起きない実用的物理限界として10-20nmで微細化は打ち止めと言われていたし、既に450mmウエハの検討も始まっていた。

    10数年経って答え合わせすると、微細化は止まることなく2-3nmというレベルに突入し、450mmウエハはいつになっても立ち上がらない。やはり先を読むのは難しい。

    この記事になっているASMLも当時から存在感あったけど、ここまで圧倒的な存在というわけでも無かった。TSMC、ASMLとバリューチェーンを上流に遡っている流れからすると、次あたり信越化学の特集でもするんだろうか。


  • スタートアップ経営/シニフィアン共同代表

    日本が悔やむべきは、2000年まで3強のうち2強が日本企業であったにもかかわらず、最終的にASMLに惨敗し、全部持っていかれてしまったこと。3強とはASML、キヤノン、ニコンである。

    半導体の露光装置は技術要件が強くすり合わせが必要なことに加えて、巨大投資が必要であるにもかかわらず、バリューチェーンにおける半導体企業、つまり露光装置企業にとっての顧客の力が強く、それほど大きな収益を上げづらい構造に陥っていた。そもそも2000年を超えて、半導体企業の競争が激化し、日本のほどんどの企業が半導体から撤退、統廃合を繰り返すほど儲からない業界になってしまっていた。

    インテルやクアルコムなど一部の顧客を除き顧客が儲からない市場に、露光装置企業が3社が存在していたため、なかなか儲からない難しい市場であった。日本の得意分野であり、光学系やすり合わせ技術などであったにもかかわらず、キヤノンが非注力領域と位置づけ、最後はニコンだけが残された。巨大な資本力を有し、技術力も有する日本を代表する企業であるキヤノンすら実質撤退を決めるような業界だった。

    2010年ごろ、ASMLは1兆円に満たない時価総額だった。その当時、ニコンは1兆円程度、キヤノンは5兆円だった。当然ニコンは主力がカメラであり、キヤノンはカメラと複写機であったため中身は異なるものの、現在、4000億円と3.5兆円に規模を下げていることと、30倍以上に時価総額が増大しているのを見比べるとなんとも歯痒い。

    選択と集中という言葉が2000年以降たびたび日本の製造業に投げかけられたが、キヤノンは複写機とカメラを選び、ニコンはカメラを選択した。皮肉なことに、どちらの事業も今厳しい状況にいる。そして、5年ほど前から今度は別の巨大市場である医療機器事業に挑戦し始めている。

    どうして、ASMLがこの厳しい状況から抜け出し、残存利益を超えて圧倒的利益を生み出せる状況を手に入れたのか、その辺りはリンクの記事も参照すると良いと思いますので、興味がある方は是非。

    https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1803/02/news039.html


  • NewsPicks ジャーナリスト

    記事が出る前、または企画を考える際に、検索をします。これは、ネタ探しというよりかは、検索であまり情報が得られないことを確認できれば、「オリジナル記事として付加価値が高いのでは」といった手ごたえを探る目的です。

    その点、昨年の今頃、「米中冷戦の陰の主役、「TSMC」とは何者か?」というタイトルにて、半導体製造の台湾TSMCを取り上げました。

    知っている人も少なくない会社ですが、当時は初めて知る方もいらしたかと。今やTSMCのニュースが、NewsPicksでもおなじみとなりました。

    そこで次に紹介したいのは、あのTSMCも頼りにするオランダの「ASML」です。なぜか半導体業界でキーとなる企業は、なぜかローマ字4文字が多く、YMCA的な何かと混同されがちです(笑)奇しくも、昨年春ごろのTSMCも、今年春ごろのASMLも時価総額は30兆円。

    ASMLが露光機という分野でダントツのナンバー1に上り詰めた背景については、湯之上隆さんや法政大学の田路則子さんによる分析があります。

    今回は、「鳴かず飛ばず」に近い時代だったころも含め、ASMLの当時の様子を踏まえながら、ものづくり経営の王道に迫りました。日本企業にとっての「教訓」として還元できればとも思っています。


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