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なぜ近代建築は解体の危機にさらされるのか? 近代建築史家にその背景を聞く

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  • 関西地区パワービルダー勤務 開発事業責任者・マネージャー

    個人的な見解としても記事にあるとおり、これまでの日本の教育で、まちづくりや建物等の教育が一般的に行われてこなかった事が一番の原因として考えます。

    故に行政も市民も、建物の歴史的価値がわからないし、その価値を測る判断基準を未だに持たない。解体の反対運動をしているのは一部の建築有識者だけ。その結果、一般的な土地の有効利活用が優先され、歴史的価値ある建物がどんどん取り壊される。

    人口減少時代に入り、着工数が減少し始めた現在、これから意味をなしてくるのは日本国内に現存する歴史的建物の価値である。

    歴史的価値のある建物は、時が経つほどその価値を発揮する。観光立国を自称する国としてテーマパークや、カジノ建設ばかりを優先するのではなく、重要な観光資源となり得る多数の近代建築に対しても、もっと政策を打つべきである。
    目先の利益ではなく地域の将来、日本の将来を優先すべきである。国はこの分野に関し、あまりにも無策と言わざるを得ない。


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    Laguarda.Low Architects 共同代表

    不動産ビジネスの「床の呪縛」が、常に床を作り続けないといけない、そして超高層ばかりできる原因だと思います。しかし、ライフスタイルが変われば、その床の価値が保たれる保証はなくなります。

    例えば新規に床を作るのではなく、用途も自由に変換できる既存の空間をネットワーク化し、その中で住む、働く、学ぶ、遊ぶを自由に動き回れるサブスクリプションモデルをつくり、そのカルチャーを付加価値にすることも一つだと思います。

    つまり新規に床をつくっても引っ越し合戦が起きているだけで、そこで貸せるキャパシティは限られています。そこを多数の人が自由に出入りできる環境を用途を超えてネットワーク化することによって、キャパシティ以上の収入を得ることができ、床単価に左右されにくくなる可能性があると思います。

    ウィワークなどオフィス環境では似たような動きが出始めていますが、それをもっと用途の垣根を越えたネットワーク化が不動産ビジネスの主流になれば、また新しい都市の魅力が生まれると思います。


  • 保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子

    第一次世界大戦中に日本から欧州に派遣された看護団に関するNHK報道を観た人から、看護団が拠点としたパリ市内のホテルが大変美しいので現在どうなっているのか知りたいと依頼を受けた事があります。

    当時の観光ガイドから住所を拾って調べてみると、ホテルの建物はその後ダンスホールからNATOの前身機関の事務所へと20世紀の歴史に伴う興味深い変遷をたどるも、戦後火事で焼け落ちて今は某広告代理店のキラキラしたオフィスビルに完全に立て替えられていたという大変切ないオチに。

    火事が無ければ外見だけでも残して上手くリノベーションされていたのかなとは思います。ただパリ市内のリノベーション途中の建築物をみると素人ながら華奢な構造だなぁと感じることも少なくありません。

    最近の話題だと、SANAAが改修プロジェクトに参加していたパリ中心部のラ・サマリテーヌという百貨店が今月末に再オープンします。19世紀末から20世紀初頭にかけて建築されたアールヌーボーとアールデコが共存する大変美しい建物です。この建物を現在の安全基準に適合する形で改修するのにLVMHは5億ユーロを投じました。

    https://www.lvmh.co.jp/%E3%83%A1%E3%82%BE%E3%83%B3/%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%E3%81%AE%E6%B4%BB%E5%8B%95/samaritaine/

    より厳しい耐震基準の求められる日本で建築物を保存しながら使い続けるには技術的にも経済性でもよりチャレンジングだと思います。


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