三井住友海上火災保険、イスラエルの自動車サイバーセキュリティ企業に資本参加
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自動車のサイバーセキュリティは、インターネットセキュリティと異なり素早いレスポンシビティー(反応性)が求められる。
市場ではそこまで脅威になっていないが、いつ脅威になってもおかしくない。
同社から取締役派遣という事で、一般的なスタートアップ投資以上の付加価値を出していくのか注目したい。
2017年にコンチネンタルが買収したArgus(イスラエルの車両向けサイバーセキュリティソリューション)、当時はまだ自動車関連事業がこの領域に注目していたが、周辺産業まで広がってきた。
CASE市場はやはり大きいことを改めて実感。興味深い。人間ではなく機械による運転比率が高くなっていけば、事故要因としてサイバーセキュリティはより大きくなっていく。
同社のHPを見ると、自動車のサイバーセキュリティをクラウド上で行うというもの。ただ、クラウドでやるにあたって、どうやって自動車と組みこんでいくのかはよく分からなかった。
出資したUpstreamのリリース群を見てくと、2019年にRenault、Volvo、Hyundai、Nationwide(イギリスの共同金融機関)から調達。2020年にAzure・AWSとパートナー(GCPはパートナーではない模様)、またSalesforceからも調達。ほかに、富士通とパートナーしたり取締役に北米トヨタのCIOが入っている。
https://upstream.auto/press-releases/