バイデン氏、米朝首脳会談に条件「核問題で具体的な議論の確約を」
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共同記者会見をみましたが、共同宣言と同じように米韓で必要な広範な外交テーマを北朝鮮からミャンマー、環境、コロナ対応まで満遍なく扱っています。記者会見ではバイデン大統領から、KPOPや韓国映画の話、アジア系アメリカ人のヘイトクライムまで出ました。
その中で日本のメディアが見出しを付けるなら、やはりこの記事のように、金正恩氏との会談について「北朝鮮が核問題で具体的な議論をすると確約し、核廃棄の概要を示す」ことという前提条件の部分でしょうか。具体的かというとそうではないのですが、この段階では仕方ないことなのかと思います。
一方でいつものとおり、米韓で話す際には「北朝鮮の非核化」ではなく、「朝鮮半島の非核化」という言葉を使い、北朝鮮との話し合いの余地をみせています。北朝鮮政策の「プラクティカルなアプローチ」の根幹なのかと思います。
NBCやCBSの記者からの「中東の対応が遅れたのでは」という質問に対しては、イスラエルという国家の生存を守る大前提と示し、ハマスを非難するとともに、パレスチアとの2国家解決を支持するというこれまでの立場を強調。
記者会見の用意した原稿で5GをG5と間違えて笑いが出たところはご愛敬。