スマートHR、125億円調達 国内6社目の「ユニコーン」
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私がSmartHRさんを知っだときは衝撃でした。
採用予定者自身に自分の人事情報を入力してもらうっていうのが、コペルニクス的転回で、『これは破壊的イノベーションだ』と思ったら、一気に上場して時価総額1000億超えですか。
ここから労務管理の深化に向かうのか、横に広がっていくのか気になります。
注目のコメント
"登記簿情報を基に日本経済新聞が推計したところ、企業価値は約1700億円となる。"
日経ではないですが、去年12月に上場したSaaS企業のプレイドの上場前の想定時価総額が451億円で、その時のARRが43.9億円でした。
想定時価総額とARRがある程度連動していると考えると、スマートHRのARRは165億円になってしまいますが、さすがに高いですね。。。
日経の推定企業価値だとfreeeの2019年9月末の企業価値が679億円で、決算資料を見ると、その時のARRが57.3億円なので、それで計算しても143億円。。。
プレイドの現在の時価総額:約1300億円、ARR:51.6億円と比較すると、スマートHRのARRは60〜70億円といったところでしょうか。非上場でもかなりの大きいですね。
■国内スタートアップ想定時価総額ランキング最新版(2020年11月)
https://media.startup-db.com/research/marketcap-ranking-202011
■未上場スタートアップ上位20社、企業価値計1兆円超え
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51706250R01C19A1SHA000/日本のスタートアップファンディング環境もほぼグローバルスタンダードと同等になりましたね。これでスタートライン、ユニコーンと言わずアジア各国同様兆円単位のデカコーンレベル、つまりは国の社会経済の未来を担う次世代産業の創生が期待されます。
SmartHRについては、「なるべくしてなった」という感じが強いですよね!
さすがです!
2018年段階からユニコーンに到達することは約束されていたのがよくわかる資料です。
『海外ユニコーン企業並みの成長曲線を描くスタートアップの組織作り』
https://mag.smarthr.jp/hr-now/detail/startups_summit_tokyo_2018/
解決している課題も馬鹿でかく、そして深いことがよくまとまっている記事です!
『「12回の事業転換」世の中の課題見つけられずに SmartHR・宮田昇始社長』
https://signal.diamond.jp/articles/-/144
惜しむらくは、日本の行政手続きなどに直結する分野なのでどうしてもドメスティックな事業展開にならざるを得ないという点でしょうか……。
事業自体は世界に横展しやすい感じでは全くないのが悲しい……。