ソフトバンクG、コーエーテクモの襟川恵子会長を社外取締役に
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5年前にソフトバンクのことを「事業会社の毛皮を被ったファンド」と称したことがありますが、今や同社は正真正銘のファンド事業者になりました。
一方でコーエーテクモも、本業の営業利益と同水準の額を投資有価証券売却益で得るなど、ソフトバンクに負けず劣らずファンド感があります。
さしずめファンド事業者がよそのファンド事業者を社外取締役に招聘したといったところでしょうか。
コーエーテクモの祖業が染め物問屋だったことを思えば、ゲーム開発会社がファンド運営業者に転換することも、実は大したジャンプではないのかもしれません。
『信長の野望』、『三国志』、『ウイニングポスト』等々、出すゲーム全てが好きでしたし、季刊誌も愛読していました。
『トップマネジメント』スマホ版の開発を熱望します。
ガンホーが自己株取得へ、ソフトバンクが応募 子会社から関連会社に
https://newspicks.com/news/942844
資金1200億円、株式で運用 コーエーテクモ襟川会長
https://newspicks.com/news/5668954見出し部分も驚きだが、退任される3氏についても注目したい。
ロナルド・フィッシャー氏は95年に米ソフトバンクの副会長に就任し、97年にはソフトバンク取締役となり、宮内氏の次に長い。ARMのCEOのサイモン・シガース氏は、NVIDIA売却合意しているからだろうか(実際にDoneとなるかは当局審査があるわけで不透明だと思っているが、もし不成立となったらどうなるのだろう)。川本氏は、元々McKinseyのパートナーで小泉政権時代に様々な委員会にも参加されていた女性活躍の先駆けのお一人。昨年ソフトバンクG・パナ・新生銀行の3社の社外取締役に就任されたが、人事院の人事官に就任される予定で、おそらくそれが理由で今回の株主総会をもって3社退任されるリリースが出ている。。併せて野村アセット取締役会長の中川順子氏も人事官に就任される(日銀審議員にも就任される予定)。
襟川氏の就任については、孫氏がリスクテイカーだからこそ、リスクを抑えられるタイプの人財のほうが個人的には良いと思う。自分の好みはあるが、外部から見ている限りは、やはり「大ボラ三兄弟」(柳井氏・永守氏・孫氏)時代が良かったと思う。襟川恵子氏は光栄マイコンシステム出身であり、孫正義と同じく初期コンピュータ―ベンチャーの成功者といえる。80年代にソフトウェア流通をやっていた孫正義とは40年来の面識があると思われるが、特に表立って交流があるという話は聞いたことがないので、唐突感がありますね。