ダイアナ妃番組不正で謝罪 英BBC、記者が文書偽造
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BBCによると、バシール記者が「ダイアナ妃の情報を漏らして金を受け取っている人物が複数いる」という偽情報と、偽造した銀行口座情報をダイアナ妃の弟のスペンサー氏に示し、それがスペンサー氏が記者とダイアナ妃を引き合わせることにつながったという経緯のようです。
「BBCが両親を離婚に追い込み、その後の死にも責任がある」「BBCが当時にきちんと調査していれば、母は自分がだまされていたと知ることができたのに」というウィリアム王子のコメント。
メディアが誤った報道で信頼を損なったという点では、私たちも信頼回復の途上にあります。改めて、取材相手と読者に誠実に向き合う意味を一人の記者として胸に刻みたいと思います。未明に、BSで放送されたドキュメンタリー『ダイアナ妃の逆襲 世紀のインタビュー舞台裏 後編』を視聴しました。
皇太子と自身の不倫について語るダイアナ妃の証言のあと、インタビュー取材にあたった記者、バジル氏が“偽造”とされる文書の作成を依頼した、当時BBCのグラフィック担当者の証言がありました。事情を知らず「翌朝までに…」と、かなり急かされた仕事も、結果 不正に関与したとの責めを受け、困惑する当事者の証言でした。
バジル氏の回復を待って、弁明を聞きたいところです。記事にあるとおり、直接的には、Martin Bashir氏が行った行為だ。当該の第三者報告書は、Bashir氏がBBCを去った直後に出されたもので、その中でBBCが行った1996年の内部調査も批判している。