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モデルナとアストラゼネカのワクチン 厚労省部会が承認を了承

NHKニュース
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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    ファイザーに次いで、モデルナ、アストラゼネカのワクチンが承認の運びとなりそうです。

    モデルナのワクチンは、ファイザーのものと同様mRNAワクチンという種類のワクチンで、基本的には、ブランドが異なるのみで、ほとんど同じものと考えていただいていいでしょう。臨床試験結果で比較されることがありますが、違う対象を用いた別々の試験から得られた数値ですので、直接比較することはできません。大きな違いは接種の間隔で、ファイザーが21日なのに対して、モデルナは28日になります。

    一方、アストラゼネカのワクチンはウイルスベクターワクチンと呼ばれるもので、チンパンジーのウイルスを用いて作られていますので仕組みが少々異なります。

    このアストラゼネカのワクチンも2回の筋肉注射である点、高い有効性と安全性が確認されているという点では、他のワクチンと同様です。モデルナでの話と同様、数字の単純比較はできません。ただし、mRNAワクチンと異なる点として、とても稀な副反応に血栓症が報告されています。

    比較的若い世代に見られる傾向があることから、英国では40歳以上に用いることを推奨するなど、年齢制限をつけている国も見られます。

    ただし、報告されている血栓症も頻度は非常に低く、対処法なども確立されてきているため、稀な副反応の報告はあるものの、メリットがリスクを上回るのは間違いないと考えられています。また、mRNAワクチンと異なり、冷凍保存しなくて良いという扱いやすさの強みがあります。

    複数の選択肢ができると選びたくなる気持ちも理解できますが、ワクチンの供給に限りがある中、スムーズなワクチン接種にかえって支障をきたす恐れもあります。承認されたワクチンはいずれも高い有効性と安全性を確認されたものであり、手に入るものの接種を受けるという姿勢でお待ちいただければと思います。


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    産婦人科専門医 医学博士

    これによりワクチンの供給がさらに加速するにあたって、それをスムーズに接種していけるようなオペレーションの改善も追いつくとよいですね。

    各社のワクチン、微妙に有効性として示される数字に違いはありますが、単純比較はできませんし、いずれも十分に有効なワクチンですので、選り好みをする必要はありませんし、今のところ選べるシステムにはならないと思われます。

    1回目と2回目とで同じワクチンを接種するように、や、
    接種間隔がワクチンの種類によって異なるなど、
    予約システムの混乱を招きそうな事情があるので、
    複数社のワクチンが実用化されるにあたってそのあたりのオペレーション準備にかかわる方々の労力は相当なものと想像します。

    接種者の確保以外にも、多くの難題がありますが、それを乗り越えながら接種が進んでいくよう、
    そして接種がすすむまでは感染対策も継続するよう、
    それぞれができることをして、はやく元の生活を取り戻したいものです。


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    総合内科医 医学博士

    ワクチンの種類の違いについては山田先生のコメントの通りです。記事と直接関係はありませんが、今後、ご自身やご家族、友人などがワクチンを受ける機会が増えてくると思うので、ワクチン接種を受けるときの注意点について記載します。

    現在広く打たれているファイザーのワクチンは3週間あけて2回接種するスケジュールになっています。6月1日に1回目を受けたら6月22日に2回目を受ける、といった具合です。肩の近くに注射をするので当日は肩を出しやすい服装をしましょう(半袖などで構いません)。接種後、通常であれば15分、何かしらのアレルギーがある方は30分間、接種会場で待機する必要があります。スマホや本など、暇つぶしができるものが手元にあると便利です。

    ワクチン接種当日の注意はインフルエンザなどの他のワクチンと変わりありませんが、コロナのワクチンでは接種した翌日に、発熱、頭痛、しんどさなどの副反応がみられるという特徴があります。これは1回目よりも2回目、高齢者よりも若年者でより多くみられる傾向があります。例えば20代の人で、2回目接種の後は、約50%に発熱、約75%に全身倦怠感がみられることが報告されています。これは多くの場合1日でおさまる副反応であり、2日以上続くのはまれで、こうなることを知っていれば怖くはありません。熱がある場合には市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン、イブプロフェンなど)を飲むことで症状が和らぐため、遠慮せずに内服することが勧められています。

    働く世代の方にとって特に注意すべきなのは「接種の翌日に大事な仕事の予定を入れないこと」です。上記の通り、発熱などの症状で接種の翌日に仕事を休まざるを得ない場合も多く、医療現場でもワクチン接種の翌日に早退する方が多くいました(接種の2日後には皆さん元気に通勤しています)。これは予期できることですのでチーム内で事前にカバーできる体制を作っておいたり、最初から休みにしておくなどの対応が必要です。

    また、接種した部位の肩の痛みは2~3日続くことがあるので、ゴルフなどの肩を動かす運動の予定は入れない方が良いかもしれません。


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